バッラク在トルコ米大使兼務シリア担当特使:「シリアは高度に中央集権化された国家の代替案を検討する必要があるかもしれない」(2025年8月23日)

『ワシントン・ポスト』は、トーマス・バッラク在トルコ米大使兼務シリア担当特使が、7月のスワイダー県でのアフマド・シャルア移行期政権による住民らへの殺戮が発生したことを受け、同月、記者団らに対して、「シリアは高度に中央集権化された国家の代替案を検討する必要があるかもしれない」と述べていたと伝えた。

バッラク大使は以下の通り述べたという。

連邦制ではないが、その一歩手前のかたち。そこで、すべての人々が自らの一体性、文化、言語を維持し、イスラーム主義の脅威がない状態。
みながもっと合理的な方法を見つける必要があると言っていると思う。

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