ダルアー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー県からダルア県へ向かっていた果物を積載した2台の車輛が武装勢力の銃撃を受けて、ベドウィン部族出身の若い男性1人が死亡、1人が負傷した。
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シリア人権監視団は、7月13日以降のスワイダー県での衝突、処刑による犠牲者116人(女性6人を含む)を新たに確認したと発表した。
これにより、7月13日以降のスワイダー県での衝突、処刑、イスラエル軍の攻撃による犠牲者の総数は1,895人となった。
内訳は以下の通り。
・スワイダー県住民:725人(ほとんどがドゥルーズ派)、うち167人が民間人、21人が子供、57人が女性
・国防省・治安部隊要員:477人(うち40人がベドウィン・部族出身、1人がレバノン国籍)
・イスラエルの爆撃で死亡した国防・内務省要員:15人
・国防省ビルに対するイスラエルの爆撃での死者:3人(女性1人と身元不明2人)
・スワイダー県での戦闘で死亡した報道関係者:2人
・国防・内務省要員により処刑されたドゥルーズ派住民670人(女性57人、子供15人、高齢者、スワイダー国立病院の医療スタッフ20人も含む)
・ドゥルーズ派武装勢力により処刑されたベドウィン・部族出身者3人(女性1人、子供1人を含む)
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