ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月1日付)を公開し、1月31日に難民1,026人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは438人(うち女性132人、子供223人)、ヨルダンから帰国したのは588人(うち女性176人、子供300人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は119,704人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者50,010人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者69,694人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 348,984人(うち女性104,721人、子供177,874人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。
一方、国内避難民301人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは28人(うち女性10人、子供12人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは271人(うち女性91人、子供130人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は7,088人(うち女性2,423人、子供3,141人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,275,684人(うち女性384,982人、子供646,907人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, February 1, 2019をもとに作成。
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