トルコ占領下のジャラーブルス市(アレッポ県)にある反体制派の刑務所でヒムス県出身の青年が拷問で殺害される(2019年2月4日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月4日付)が複数の活動家の話として伝えたによると、トルコの占領下にある県北東部ユーフラテス川河畔の国境地帯に位置するジャラーブルス市の中央刑務所で、拘束中のヒムス県出身の青年が拷問で死亡した。

拷問で死亡したのは、ヒムス県タラフ村出身のムハンマド・ディヤーブ・カースィム氏。

インターネットを通じて公開されたカースィム氏の遺体には拷問による傷跡が残っているという。

カースィム氏はシリア軍の兵士で1ヶ月前に兵役期間を終えて、ヒムス市バーバー・アムル地区に転居、18日同地に滞在後、アレッポ県を経由してトルコに移住したいという家族の求めに応じて、トルコの支援を受ける反体制武装集団の支配下にあるジャラーブルス市に向かった。

だが、ジャラーブルス市で拘束され、ジャラーブルス中央刑務所に収監、そこで「健康状態が急激に悪化」し、病院に搬送、その翌日に再び刑務所に戻され、死亡したという。

AFP, February 4, 2019、ANHA, February 4, 2019、AP, February 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 4, 2019、al-Hayat, February 5, 2019、Reuters, February 4, 2019、SANA, February 4, 2019、UPI, February 4, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

カテゴリー: 反体制勢力の動き, 国内の暴力 パーマリンク