米主導の有志連合がダイル・ザウル県南東部の避難民キャンプを爆撃し、70人以上が死傷(2019年2月12日)

ダイル・ザウル県では、SANA(2月12日付)が複数の地元情報筋の話として伝えたところによると、米主導の有志連合が県南東部のバーグーズ村を爆撃し、住民70人以上が死傷した。

シリアの外務在外居住者省が国連事務総長と安保理議長に宛てて書簡を送った書簡によると、爆撃は2回に分けて行われ、バーグーズ村の避難民キャンプが標的となり、民間人24人が死亡、94人が負傷したという。

死傷した住民のほとんどは女性と子どもだという。

一方、反体制系サイトのドゥラル・シャーミーヤ(2月12日付)やダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信(2月12日付)によると、この爆撃による死傷者数は100人以上したという。

なお、地上では人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が9日からダーイシュ(イスラーム国)最後の支配地域である上バーグーズ村への総攻撃を開始している。

ANHA(2月12日付)によると、シリア民主軍は、バーグーズ村内の1~2平方キロメートルの地域にダーイシュを追い込み、包囲を続けているという。

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SANA(2月12日付)は、米国が、「シリア人に対する犯罪的役割を終えたテロリストの手先」の救出を試み、ダーイシュ(イスラーム国)の外国人戦闘員をシリア国外に脱出させ、同盟国に彼らを受け入れるよう圧力をかけていると伝えた。

AFP, February 12, 2019、ANHA, February 12, 2019、AP, February 12, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 12, 2019、al-Hayat, February 13, 2019、Reuters, February 12, 2019、SANA, February 12, 2019、UPI, February 12, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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