国連安保理の常任・非常任理事国を務める欧州5カ国、アラブ諸国、日本などもトランプ米大統領がゴラン高原に対するイスラエルの主権を承認する大統領に署名したことに反対(2019年3月26日)

国連安保理の常任・非常任理事国を務める欧州5カ国(英国、フランス、ドイツ、ポーランド、ベルギー)の代表は、ニューヨークの国連本部で記者会見を開き、ドナルド・トランプ米大統領が25日にシリア領ゴラン高原に対するイスラエルの主権を認める大統領令に署名したことに関して、これを認めないとする共同声明を発表した。

AP(3月26日付)が伝えた。

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レバノン、ヴェネズエラ、オマーン、モーリタニア、イラク、スーダン、ソマリア、スペイン、サウジアラビア、バーレーン、パレスチナ自治政府、ヨルダン、クウェート、カタール、中国、チェコ、パキスタン、アラブ連盟、EU、日本も、外務省などを通じて、反対の姿勢を示した。

AFP, March 26, 2019、ANHA, March 26, 2019、AP, March 26, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 26, 2019、al-Hayat, March 27, 2019、Reuters, March 26, 2019、SANA, March 26, 2019、March 27, 2019、UPI, March 26, 2019などをもとに作成。

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