チャヴシュオール外務大臣「米国が「安全地帯」設置をめぐる合意を遵守しなければ、ユーフラテス川東岸に対する軍事作戦を開始する」(2019年7月22日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、TGRT Haber(7月22日付)のインタビューに応じ、アレッポ県マンビジュ市一帯での「安全地帯」設置をめぐる合意を米国が遵守しなければ、ユーフラテス川東岸に対する軍事作戦を開始すると述べた。

チャヴシュオール外務大臣外務大臣は「米国はマンビジュ市にかかる行程表を遵守しておらず、具体的な措置を講じていない…。脅威が続き、具体的な措置が講じられなければ、我々はユーフラテス川東岸で軍事作戦を開始するだろう…。今日予定されている米国代表との会合でユーフラテス川東岸での「安全地帯」設置について問題解決することを望んでいる」と述べた。

なお、ジェームズ・ジェフリー米国務省シリア問題担当特使22日にトルコ入りしている。

AFP, July 22, 2019、ANHA, July 22, 2019、AP, July 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, July 22, 2019、Reuters, July 22, 2019、SANA, July 22, 2019、SOHR, July 22, 2019、TGRT Haber, July 22, 2019、UPI, July 22, 2019などをもとに作成。

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