ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月12日付)を公開し、3月11日に難民652人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは185人(うち女性55人、子供95人)、ヨルダンから帰国したのは467人(うち女性140人、子供238人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は574,849人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者181,360人(うち女性54,806人、子ども92,791人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者393,489人(うち女性118,090人、子ども200,672人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
45カ国で難民登録したシリア人の数は6,580,101人(うち女性1,974,030人、子供3,355,852人)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は804,129人(うち女性241,554人、子供410,385人)となった。
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一方、国内避難民2,127人が新たに帰宅した。
うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは2,127人(うち女性986人、子ども823人)、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は65,682人(うち女性22,940人、子供26,995人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,334,278人(うち女性405,499人、子供670,761人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, March 12, 2020をもとに作成。
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