シリア民主軍に所属するダイル・ザウル軍事評議会は米主導の有志連合から無人偵察機(ドローン)の供与を受けたとの情報を否定(2020年12月1日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するダイル・ザウル軍事評議会は声明を出し、米主導の有志連合から無人偵察機(ドローン)の供与を受けたとするSNS上の情報を否定した。

有志連合とともに「テロとの戦い」を行い、地域の治安と安定を揺るがそうとするダーイシュ(イスラーム国)を追跡している、と強調した。

SNS上では、11月30日、ダイル・ザウル軍事評議会の戦闘員がドローンを手にしている写真が、同評議会が有志連合からドローンを受け取ったとの書き込みとともに拡散されていた。

AFP, December 1, 2020、ANHA, December 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2020、Reuters, December 1, 2020、SANA, December 1, 2020、SOHR, December 1, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.