月別アーカイブ: 2017年8月

ダマスカス国際ブックフェアが4年ぶりに開幕し、シリア内外の出版社150社が参加、10万冊が展示(2017年8月2日)

ダマスカス県のアサド図書館で、第29回ダマスカス国際ブックフェアが2日から12日までの予定で開幕した。 ダマスカス国際ブックフェアは、「アラブの春」波及に伴う混乱のなかで2013年以降開催が見送られていた。 4年ぶりに開 … Read More

米国の支援を受けていた殉教者アフマド・アブドゥー軍団「我々は自由シリア軍で、有志連合ではない、アサド政権でいかなる指図も受けない」(2017年8月2日)

米国の支援を受け、ヒムス県タンフ国境通行所を拠点として活動を続ける「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室(自由シリア軍砂漠諸派、「土地は我らのものだ」作戦司令室)を主導する殉教者アフマド・アブドゥー軍団は声 … Read More

ラフマーン軍団は東グータ地方のシャーム自由人イスラーム運動の武器を押収、シャーム解放機構との共闘を非難(2017年8月2日)

アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動が声明を出し、シャーム解放機構の排除を決意し、イスラーム軍との和解に踏み切ったラフマーン軍団が、ダマスカス県カーブーン区にあるシャーム自由人イスラーム運動の武器弾薬庫を接 … Read More

イスラーム軍とラフマーン軍団が東グータ地方での対立を解消、シャーム解放機構排除で合意(2017年8月2日)

ダマスカス郊外県では、イスラーム軍がSNSのアカウントを通じて、東グータ地方で対立を続けてきたラフマーン軍団の代表と会合を開き、「グータの利益の資するいくつかの重要な点において合意に達した」と発表した。 シリア革命諸勢力 … Read More

ラトニー米国務省シリア問題担当特使「民政機関の背後に隠れるヌスラ戦線の計画はごまかしで、偽の顔」(2017年8月2日)

マイケル・ラトニー米国務省シリア問題担当特使は声明を出し、シャーム解放機構が、その名称変更(シャームの民のヌスラ戦線、シャーム・ファトフ戦線からの名称変更)にもかかわらず、アル=カーイダの思想に依拠している、と批判した。 … Read More

マンビジュ市立法評議会は、シリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会への合流を可決(2017年8月2日)

アレッポ県では、ARA News(8月2日付)によると、マンビジュ市立法評議会が、ナズィーファ・ハッルー共同議長、ファールーク・マーシー共同議長、カースィム・ランムー副議長、アッザーブ・アッブード副議長ら評議員ほぼ全員が … Read More

シリア南西部での米・ロシアの停戦合意を受けて結成されたシリア解放国民戦線が7組織を新たに吸収(2017年8月2日)

シリア南西部での米国とロシアの停戦合意を受けて7月22日に新たに結成されたシリア解放国民戦線は声明を出し、反体制武装集団7組織を新たに吸収統合したと発表した。 吸収統合されたのは、クナイトラ県で活動するラーヤ旅団、第1ア … Read More

レバノンでヒズブッラーとシャーム解放機構が捕虜交換(2017年8月2日)

レバノンのベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外無人地帯でのヒズブッラーとシャーム解放機構の停戦合意に従い、レバノン国内(ルーミヤ刑務所)で収監されていたシリア人3人と、シャーム解放機構が捕捉していたヒズブッラーの戦闘 … Read More

米国の支援を受ける「土地は我らの者だ」作戦司令室はダマスカス郊外県東部砂漠地帯で支配地域を拡大したと発表(2017年8月2日)

ダマスカス郊外県では、米国の支援を受ける「土地は我らの者だ」作戦司令室(「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室、自由シリア軍砂漠諸派)の東部獅子軍が、県東部のマフルーサ地区(マフルーサ揚水所一帯)、ウンム・ … Read More

首都ダマスカスにあるロシア大使館などに迫撃砲弾が着弾、アレッポ市北部ではシャーム解放機構がシリア軍拠点を急襲(2017年8月2日)

ダマスカス県では、SANA(8月2日付)によると、反体制武装集団が中心街に向かって迫撃砲17発を発車、うち5発がバーブ・トゥーマ地区に着弾し、住民13人が負傷した。 また砲弾9発はマズラア地区のロシア大使館近くに着弾し、 … Read More

シリア軍はラッカ県南東部のユーフラテス川右岸からダーイシュを掃討、マアダーン市に迫る(2017年8月2日)

ラッカ県では、SANA(8月2日付)によると、シリア軍が航空部隊の支援を受けて県南部でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を続け、ユーフラテス川右岸(南岸)約30キロ、ハウィージャト・シャンナーン村、ラフビー村、サ … Read More

ラッカ市内でYPG主体のシリア民主軍とダーイシュの戦闘続く(2017年8月2日)

ラッカ県では、ARA News(8月2日付)、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市内のラウダ地区、ヒシャーム・ブン・アブドゥルマリク地区、バ … Read More

ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは17件の停戦違反を、トルコ側は5件の違反を確認(2017年8月2日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(8月2日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を17件(アレッポ県16件、ラタキア県1件)確認したと発表した。 またトルコ側の監視チームも5件(ダマスカス県・ダマスカス郊外 … Read More

米主導の有志連合は8月1日、ラッカ市近郊、ダイル・ザウル市近郊などで17回の爆撃を実施(2017年8月2日)

米中央軍(CENTCOM)は、8月1日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。 それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して12回の空爆を実施、このうちシリア領内 … Read More

ダルアー市でアラブ社会主義者運動の人民議会議員が殺害(2017年8月1日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(8月4日付)によると、アンマール・クーシュ人民議会議員がダルアー市内で殺害された。 クーシュ議員は1976年生まれで、アラブ社会主義者運動のメンバー。 2012年から人民議会議員を … Read More

シャーム自由人イスラーム運動はアリー・ウマル氏に代えてハサン・スーファーン氏を新総司令官に(2017年8月1日)

シャーム自由人イスラーム運動は声明を出し、アリー・ウマル(アブー・アンマール)総司令官の辞意を受理し、彼に代わる後任の総司令官としてハサン・スーファーン(アブー・バラー)氏(1979年生まれ、ラタキア県出身)を任命したと … Read More

シャーム解放機構は東グータ地方の組織解体と他の武装集団との統合の意思を表明(2017年8月1日)

シャーム解放機構は声明を出し、ダマスカス郊外県東グータ地方にある組織を解体し、同地区で活動する他の反体制武装集団とともに統一組織を結成する用意があると発表した。 声明で、シャーム解放機構は、「国民の心にある抵抗の意志を挫 … Read More

米国は「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室に武器返却を要求、カルタタイン殉教者旅団はこれを拒否し、タンフ国境通行所から退去(2017年8月1日)

シリア人権監視団は、米国が、ヒムス県東部のタンフ国境通行所を拠点として同県、ダマスカス郊外県東部、スワイダー県北東部などで活動を続ける殉教者アフマド・アブドゥー軍団、東部獅子軍、カルヤタイン殉教者旅団に対して、これまでに … Read More

北シリア民主連邦樹立評議会は先月28日に承認したロジャヴァの「行政区画法」全文を公開(2017年8月1日)

西クルディスタン移行期民政局のもとで連邦制樹立に向けて準備を行ってきた北シリア民主連邦樹立評議会は、28日に採択された「行政区画法」の全文を公開した。 「行政区画法」は7月27~28日にハサカ県ルマイラーン市で開催された … Read More

ヌッブル市(アレッポ市北部)でヒズブッラーとYPGが交戦、ヒズブッラーがロジャヴァの中心都市アフリーン市とアレッポ市を結ぶ街道を封鎖(2017年8月1日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(8月1日付)によると、シーア派(12イマーム派)が多くクラスヌッブル市北の検問所に駐留するヒズブッラーの戦闘員と、同地北方を実効支配する西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が交戦 … Read More

トルコ軍ヘリコプターがロジャヴァ支配地域を爆撃(2017年8月1日)

アレッポ県では、ARA News(8月1日付)によると、トルコ軍ヘリコプターが西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるタッル・リフアト市、シャイフ・イーサー村、ハルバル村、ウンム・フーシュ村を空爆した。 AFP, Au … Read More

シリア軍はダルアー県の反体制派支配地域に和解を呼びかけるビラを散布(2017年8月1日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(8月1日付)によると、シリア軍ヘリコプターがビラを散布し、反体制武装集団支配地域の住民に対して「和解」を呼びかけた。 ビラが散布されたのは、ブスル・ハリール市、フラーク市、東カラク … Read More

ヒムス県で活動する祖国解放運動はロシア主導による緊張緩和地帯設置を拒否(2017年8月1日)

ヒムス県で活動する祖国解放運動の報道官を務めるラシード・ハウラーニー大尉は、クッルナー・シュラカー(8月1日付)に対し、エジプトの仲介による、ロシア・シリア軍との停戦(緊張緩和地帯設置)には応じないと述べた。 祖国解放運 … Read More

シリア軍はダイル・ザウル県、ハマー県でダーイシュとの戦闘を続ける(2017年8月1日)

ダイル・ザウル県では、SANA(8月1日付)によると、シリア軍が第137連隊基地一帯、ブガイリーヤ村などでダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。 ** ハマー県では、SANA(8月1日付)によると、シリア軍が県東部各所で … Read More

ダマスカス郊外県アルバイン市で武装勢力退去を主張するデモ(2017年8月1日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(8月1日付)によると、アルバイン市でデモが行われ、参加した住民らは「革命旗」(委任統治領シリアの国旗)を掲げ、自由シリア軍への支持を表明、アルバイン市地元評議会が同地の自治を … Read More

有志連合報道官「ロシアはダーイシュのバグダーディー最高指導者を殺害した証拠を示すべき」(2017年8月1日)

有志連合の報道官を務めるライアン・ディロン大佐は、ダーイシュ(イスラーム国)の最高指導者アブー・バクル・バグダーディー氏が死亡したとする情報に関して、ロシア側にその証拠を開示するよう呼びかけた。 ディロン大佐は「バグダー … Read More

シリア人権監視団はダーイシュがラッカ市で化学兵器を使用する可能性を指摘(2017年8月1日)

シリア人権監視団は、信頼できる複数の消息筋の話として、ラッカ市で劣勢に立たされているダーイシュが化学兵器を保有しており、それを使用する可能性があると発表した。 ** ラッカ県では、ARA News(8月1日付)によると、 … Read More

米主導の有志連合はダイル・ザウル県各所を爆撃し、民間人60人を殺害(2017年8月1日)

ダイル・ザウル県では、SANA(8月1日付)によると、米主導の有志連合がダーイシュ(イスラーム国)支配下のキシュマ村、シュワイト村、ドゥワイル村、アシャーラ市を空爆し、民間人60人が死亡、数十人が負傷した。 AFP, A … Read More

レバノン東部のシャーム解放機構メンバーとその家族のイドリブ県への退去いまだ始まらず(2017年8月1日)

レバノンのベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外無人地帯で、シャーム解放機構とともにヒズブッラーと戦ってきたシャームの民連隊のウマル・アブー・ハムザ報道官は、クッルナー・シュラカー(8月1日付)に対して、イドリブ県への … Read More

ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは8件の停戦違反を、トルコ側は4件の違反を確認(2017年8月1日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(8月1日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件、アレッポ県5件、ダルアー県1件)確認したと発表した。 またトルコ側の監視チームも4 … Read More