シリア国内の暴力(2014年7月7日)

アレッポ県では、シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表やアブー・ハサンを名乗る反体制活動家によると、共和国護衛隊、ヒズブッラー戦闘員などからなる軍の増援部隊が、反体制武装集団が2年前に制圧したアレッポ市歩兵学校一帯に集結した。

アブドゥッラフマーン代表らによると、軍は、カフルサギール村、マクバラ村制圧後、ハンダラート・キャンプ郊外(シャイフ・ナッジャール市工業団地地区およびアレッポ中央刑務所の西方に位置)を制圧することで、アレッポ市北東部の兵站線を遮断し、同市への包囲強化を狙っているという。

これに関してシリア軍士官はシリア・アラブ・テレビ(7月7日付)に、軍がアレッポ市北部にいたる幹線道路を制圧するとともに、アレッポ北部のベルト地帯の約80%を閉鎖することに成功していると証言した。

一方、シリア人権監視団によると、軍はアレッポ市バーブ街道地区、カーディー・アスカル地区を「樽爆弾」などで空爆、女性1人とその娘1人が死亡した。

また軍はズィーターン村、ダーラト・イッザ市各所、タッル・リフアト市各所を空爆、これに対してジハード主義武装集団はアフタリーン市各所を迫撃砲で攻撃した。

他方、SANA(7月7日付)によると、シュカイフ村、タッル・シャイール村、バービース村、シャイフ・サイード村、フライターン市、カフルダーイル村、マンスーラ村、タッル・リフアト市、ダーラト・イッザ市、ダイル・ジャマール村、アブティーン村、マーイル町、カフルハムラ村、ハーン・アサル村、カフルナ%E