SANA(2月12日付)によると、ダマスカス県マイダーン地区、ダイル・ザウル市ジャウラ地区、アレッポ市聖イフラーム教会広場、そしてダルアー市で、軍による「テロとの戦い」を支持するデモが行われ、多数の市民が参加した。
マイダーン地区でのデモには数千人、ダイル・ザウル市のデモには数百人、アレッポ市のデモには数百人の市民が参加したという。
また、ダルアー県タッル・シハーブ町では、住民がデモを行い、「武装テロ集団」による野営地設営を阻止した。
**
クッルナー・シュラカー(2月12日付)は、ファールーク・シャルア副大統領が国外への渡航を禁じられていると断じたうえで、その警護がイラン・イスラーム革命防衛隊によって行われていると報じた。
シャルア副大統領は、アサド大統領の命令によって国外への渡航を禁じられており、共和国護衛隊を含むシリア軍・治安機関のメンバーがその脱出・離反を幇助しないよう、イラン・イスラーム革命防衛隊がその監視にあたっているのだという。
AFP, February 12, 2014、AP, February 12, 2014、Champress, February 12, 2014、al-Hayat, February 13, 2014、Iraqinews.com, February 12, 2014、Kull-na Shuraka’, February 12, 2014、Naharnet, February 12, 2014、NNA, February 12, 2014、Reuters, February 12, 2014、Rihab News, February 12, 2014、SANA, February 12, 2014、UPI, February 12, 2014などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.