2014年2月13日のシリア情勢:諸外国の動き

アーディル・ミルダード駐トルコ・サウジアラビア大使は『ハヤート』(2月14日付)に、シリアで戦闘に参加していたサウジアラビア人多数が最近になってトルコ経由でサウジアラビアに帰国したことを認めた。

ミルダード大使は「大使館は帰国した者の数を言及したくはない」と述べるとともに、帰国した時期についての明言も避けたが、「我々の任務は、彼らが王国に帰国できるようにし、それを促すことにある」と述べた。

ミルダード大使はまたサウジアラビア通信(2月13日付)を通じて声明を出し、「騙され(て連れてこられ)た市民をシリア国内の紛争地域から退去させるために大使館は努力を行っている」と発表した。

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AFP(2月13日付)は、英国警察(テロ対策課)が、シリアで最初に自爆テロを行ったとされるアブドゥルワーヒド・ムジード氏(41歳)の自宅(マンチェスター)を家宅捜索した、と報じた。

ムジード氏は、「アブー・スライマーン・バリターニー」の名で知られており、トルコのシリア人避難民を支援するためとして、2013年8月に英国を出国し、シリアでのテロ活動に参加していたという。

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シリアから搬出された危険度の高い化学物質廃棄を行うため、米ノーフォーク港を1月27日に出港した米国船籍MVケープ・レイ(MV Cape Ray)が、スペイン南部のロタ海軍基地に到着した。

駐スペイン米大使館によると、MVケープ・レイはイタリアのカラバリヤで廃棄作業を行う予定だが、ロタ海軍基地出港日は確定していないという。

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ウィリアム・ヘイグ英外務大臣は声明を出し、ヒムス市旧市街から退避後に一時拘束されている男性市民に関して、即時釈放を求めた。

また米国務省報道官も、一時拘束に懸念を示し、釈放を求めた。

AFP(2月13日付)が伝えた。

AFP, February 13, 2014、AP, February 13, 2014、Champress, February 13, 2014、al-Hayat, February 14, 2014、Iraqinews.com, February 13, 2014、Kull-na Shuraka’, February 13, 2014、Naharnet, February 13, 2014、NNA, February 13, 2014、Reuters, February 13, 2014、Rihab News, February 13, 2014、SANA, February 13, 2014、SPA, February 13, 2014、UPI, February 13, 2014などをもとに作成。

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