スプートニク・ニュース:米軍はルクバーン・キャンプのシリア難民の帰国を阻止し、「人間の盾」として利用するため、キャンプの若者を教練(2018年10月18日)

スプーニク・ニュース(10月18日付)は、ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)を占領する有志連合を主導する米軍が、ヨルダン北西部のルクバーン難民キャンプで、若者を募集し、戦闘員として教練していると伝えた。

同ニュースによると、米国は、募集に応じた若者に対して月600米ドルを給与として支払い、米軍の軍服を支給、軍事教練を施しているという。

軍事教練は、ルクバーン難民キャンプに収容されているシリア難民のシリアへの帰国を阻止し、「人間の盾」として利用し続けることにあるという。

これに対して、55キロ地帯やルクバーン・キャンプ一帯で活動を続ける革命特殊任務軍の広報局は報道向け声明を出し、スプートニク・ニュースの報道内容を否定した。

al-Durar al-Shamiya, October 18, 2018

AFP, October 18, 2018、ANHA, October 18, 2018、AP, October 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 18, 2018、al-Hayat, October 19, 2018、Reuters, October 18, 2018、SANA, October 18, 2018、Sputnik News, October 18, 2018、UPI, October 18, 2018などをもとに作成。

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