ヨルダンのアイマン・サファディー外務大臣は、バーレーンで開幕したマナーマ対話フォーラムで、米主導の有志連合が占領するタンフ国境通行所(ヒムス県)に近いヨルダン北東部のルクバーン難民キャンプの処遇に関して、ロシア、米国と問題解決に向けた協議が行われていることを明らかにするとともに、「ルクバーン・キャンプの問題は、そこで暮らすシリア難民が自分たちの町に自発的に戻れるようにすることで解決する」と述べた。
サファディー外務大臣はまた「シリア領内からキャンプに支援が行われなければならず、キャンプのニーズに対応するのはヨルダンではなくシリアの責任だ」と付言した。
ペトラ通信(10月28日付)が伝えた。
AFP, October 28, 2018、ANHA, October 28, 2018、AP, October 28, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 28, 2018、al-Hayat, October 28, 2018Petra, October 28, 2018、Reuters, October 28, 2018、SANA, October 28, 2018、UPI, October 28, 2018などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.