ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから1,357人、ヨルダンから581人の難民が帰国、避難民215人が帰宅(2018年12月8日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月8日付)を公開し、12月7日に難民1,938人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは1,357人(うち女性407人、子供692人)、ヨルダンから帰国したのは581人(うち女性174人、子供296人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は59,440人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者29,452人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者29,988人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 288,720人(うち女性86,637人、子供147,146人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,647,614人(うち女性1,994,284人、子供3,390,283人)。

一方、国内避難民215人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは27人(うち女性11人、子供9人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは188人(うち女性65人、子供88人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した避難民の数は176,876人(うち女性54,343人、子供87,776人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,259,238人(うち女性379,341人、子供640,159人)となった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を10件(ラタキア県6件、アレッポ県3件、ハマー件1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームも5件の停戦違反(イドリブ県1件、アレッポ県3件、ハマー県1件)を確認した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 8, 2018をもとに作成。

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