米軍中央司令部(CENTCOM)のジョゼフ・ヴォーテル司令官(大将)は、「シリア駐留米軍の地上部隊は数週間以内に撤退を開始するだろう」と述べた。
ヴォーテル司令官は「人員の移送は、装備の移送よりも簡単だ。だから、我々は今、必要ではなくなった物資や装備の撤収を試みている…。撤退については、我々がそれを望む限り、正しい方針だと考えている」と述べた。
ロイター通信(2月11日付)が伝えた。
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なお『ウォール・ストリート・ジャーナル』(2月8日付)は、米政府の複数の情報筋の話として、米軍が3月半ばまでに部隊の大部分を撤退させ、完全撤退は4月末になるだろうと伝えた。
AFP, February 11, 2019、ANHA, February 11, 2019、AP, February 11, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 11, 2019、al-Hayat, February 12, 2019、Reuters, February 11, 2019、SANA, February 11, 2019、UPI, February 11, 2019、The Wall Street Journal, Februrary 8, 2019などをもとに作成。
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