ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月13日付)を公開し、2月12日に難民1,189人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは325人(うち女性98人、子供165人)、ヨルダンから帰国したのは864人(うち女性259人、子供441人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は132,543人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者53,906人(うち女性16,301人、子ども27,411人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者78,637人(うち女性23,617人、子ども40,090人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 361,823人(うち女性108,576人、子供184,423人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。
うち東グータ地方に帰宅したのは40人(うち女性14人、子供16人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は8,191人(うち女性2,795人、子供3,627人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,276,787人(うち女性385,354人、子供647,393人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, February 13, 2019、SANA, February 13, 2019をもとに作成。
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