シリア軍がハマー県、イドリブ県の反体制派支配地域を砲撃(2019年2月13日)

ハマー県では、SANA(2月13日付)によると、ハークーラ村一帯に展開するシリア軍がトルキスタン・イスラーム党の拠点を砲撃した。

シリア軍はまた、タッル・フワーシュ村一帯に潜入しようとした反体制武装集団を撃退した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(2月13日付)によると、シリア軍はカルアト・マディーク町、ラターミナ町、シャリーア村、トゥワイナ村、ジャマーサ村、フッリーヤ村を砲撃し、トゥワイナ村では女性1人と女児1人の合わせて2人が死亡、シャリーア村では多数が負傷した。

同サイトによると、シリア軍によるガーブ平原一帯への砲撃で、住民数十世帯がトルコ国境に近い避難民キャンプなどに避難したという。

また、シリア人権監視団によると、シリア軍はハウワーシュ村、フワイズ村、フワイジャ村、ジスル・バイト・ラース村を砲撃した。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月13日付)によると、シリア軍はハーン・シャイフーン市、タッル・マラク村を砲撃し、住民多数が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍はタッフ村、ハーン・シャイフーン市、スカイク村、タマーニア町を砲撃した。

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アレッポ県では、SANA(2月13日付)によると、アレッポ市ラーシディーン地区で活動を続ける反体制武装集団が同市内の新シャフバー地区を砲撃、砲弾1発がブハーリー・モスク近くの民家に着弾し、住民1人が負傷した。

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(ラタキア県1件、イドリブ県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を10件(ハマー県9件、イドリブ県1件)を確認した。

AFP, February 13, 2019、ANHA, February 13, 2019、AP, February 13, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 13, 2019、al-Hayat, February 14, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 13, 2019、Reuters, February 13, 2019、SANA, February 13, 2019、UPI, February 13, 2019などをもとに作成。

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