シリア反体制勢力の動き(2014年5月14日)

シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・トゥウマ暫定内閣首班はトルコのガズィアンテップ市でマーティン・リデゴー外務大臣と会談した。

Kull-na Shuraka', May 14, 2014
Kull-na Shuraka’, May 14, 2014

会談に合わせ、両氏は、「自由アレッポ警察」の発足を発表、デンマークの支援のもとにアレッポ市での警察活動を開始したことを明らかにした。

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シリア人権監視団は、2014年に入ってシリア国内の治安機関や軍の拘置所での死亡者数が847人に達していると発表した。

この数値は、拷問で死亡、ないしは戦場で処刑したとされる犠牲者の遺族からの情報に基づくものだ、犠牲者のなかには子供15人、女性6人が含まれているという。

またこれ以外に1万8,000人以上の行方不明者が、シリア国内の拘置所で拘束されていると思われるという。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、「数ヶ月におよぶ戦闘の末、革命家たちは、シリア北部のほぼ全域でイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)を殲滅した」と主張する一方、「ダーイシュのメンバーとシリア政府にはつながりがある」と断じ、15日にロンドンで開催される「シリアの友連絡グループ」参加各国に対して、「自由シリア軍へのさらなる支援」を要請した。

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シリア人権監視団によると、ハマー県では、複数の反体制武装集団が、同県西北部解放のため「ファトフ・ミン・アッラー作戦司令室」を結成した。

AFP, May 14, 2014、AP, May 14, 2014、ARA News, May 14, 2014、Champress, May 14, 2014、al-Hayat, May 15, 2014、Kull-na Shuraka’, May 14, 2014、al-Mada Press, May 14, 2014、Naharnet, May 14, 2014、NNA, May 14, 2014、Reuters, May 14, 2014、SANA, May 14, 2014、UPI, May 14, 2014などをもとに作成。

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大統領選挙をめぐる動き(2014年5月14日)

大統領選挙に立候補しているハッサーン・アブドゥッラー・ヌーリー元国務大臣は、自らの選挙綱領を発表した。

シリア・アラブ・テレビ(5月14日付)のテレビ番組「タハタ・サカフ・ワタン」に出演し、この綱領において6つの点を強調していると述べた。

6つの点とは、①すべての国民の合意に基づく国民的基礎の構築、②国民統合、③領土保全、④現行憲法の維持など。

クッルナー・シュラカー(5月14日付)が伝えた。

なお、ヌーリー元国務大臣の選挙綱領において、社会的公正実現のための国民の権利の平等な行使、外国からの敵対行為や国内での破壊行為から祖国を防衛する国民の義務の平等な行使、ゴラン高原とアレキサンドレッタ地方の解放、友好国との関係強化、EU諸国との関係改善、経済的多元主義に基づく復興、包括的国民和解、宗派主義や過激主義への対抗、汚職撲滅、紛争による被災者・被害者への補償などを掲げている。

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高等司法選挙委員会(ヒシャーム・シャッアール委員長)は各県の支部委員会委員長を一同に会して会合を開き、6月3日に予定されている大統領選挙投票への対応について協議した。

SANA(5月14日付)が伝えた。

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ARA News, May 14, 2014
ARA News, May 14, 2014

SANA(5月14日付)によると、ダマスカス県マイダーン地区、ダマスカス郊外県サイドナーヤー町、ヒムス県ヒムス市カラム・シャーミー地区、マハッタ地区、旧市街、バアス大学、マフザム町、ラブラ町、タドムル市、ラタキア県ラタキア市、ハマー県ハマー市などで、大統領選挙実施と軍による「テロとの戦い」への支持を訴えるデモ集会が開催され、人民諸組織、職業諸組合、バアス党関係者らが参加し、アサド政権への支持を表明した。

またハサカ県カーミシュリー市でも、アラブ部族の部族長や名士らの呼びかけにより同様の集会が行われ、多数の市民が参加した。

AFP, May 14, 2014、AP, May 14, 2014、ARA News, May 14, 2014、Champress, May 14, 2014、al-Hayat, May 15, 2014、Kull-na Shuraka’, May 14, 2014、al-Mada Press, May 14, 2014、Naharnet, May 14, 2014、NNA, May 14, 2014、Reuters, May 14, 2014、SANA, May 14, 2014、UPI, May 14, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き(2014年5月13日追記)

アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表は、辞意表明に先だって国連の潘基文事務総長に自身の活動の進捗について報告、シリア紛争解決に向けた7つの優先事項を示した。

『ハヤート』(5月15日付)によると、7つの優先事項とは、①国連安保理決議第2139号に基づく人道支援、②暴力の軽減と停止、③移行期統治機関(移行期政府)樹立、④国民対話の開催、⑤憲法再考、⑥新憲法に基づく選挙の実施、⑦シリアへの武器流入阻止。

ブラーヒーミー共同特別代表はまた13日晩の安保理会合で、イランが自らの示した提案を国連安保理が受諾すれば、シリアの大統領選挙の延期を試みる用意があるとの姿勢を示してきたことを明かした。

モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣が示したというイラン提案は、①発砲停止、②挙国一致内閣の発足、③大統領権限縮小のための憲法再考、④国連監視下での大統領選挙、国会選挙の実施、という4点からなっていたという。

しかし、ブラーヒーミー共同特別代表は、「ほかの地域での情勢」(ウクライナ情勢)によって、米露の協力が低迷し、シリアの紛争解決に向けた国際社会の協力が阻害されたと付言し、「シリアでの政治的関係正常化は地域諸国の参加なしには不可能だ」と強調した。

一方、6月3日に投票が予定されている大統領選挙について、ブラーヒーミー共同特別代表は、ジュネーブ2会議の交渉に反体制勢力が応じることを不可能にしたと批判するとともに、「国連ではなく、反体制勢力支援国が反体制勢力の統合のため行動」すべきだと主張し、「1,000に及ぶ反体制武装組織」の乱立もジュネーブ2会議再開を阻害しているとの見方を示した。

他方、ヒムス市旧市街での「停戦合意」については、「将来の交渉のモデル」になると評価しつつも、シリア政府が「実際には不可能であるにもかかわらず…外国の支援なしに国内の平和を取り戻す能力があると主張しているため」、国連による停戦に向けた仲介を「受け入れることはないだろう」と悲観しつつ、「国連と赤十字国際委員会の支援がシリアの主権に抵触しないことを友好国は説得しなければならない」と強調した。

シリア国内で活動する外国人戦闘員については、「シリア国内にこれらの戦闘員の居場所がないということを地域諸国が合意する」ことで、その排除に向けた治安レベルでの協力が必要だと述べた。

移行期統治機関については、シリア政府がジュネーブ2会議の議場外において「挙国一致政府」の樹立を認めるとした点に着目し、「呼称はともかく、現政府、反体制勢力、無所属の活動家が等しく参加したかたちで移行期政府を樹立しなければならない」と述べた。

また国民対話については、「最初の会合についてはシリア国外でも開催もあり得る」との見方を示した。

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ロシアのヴィタリー・チュルキン国連大使は、ブラーヒーミー共同特別代表の辞任に関して遺憾の意を示す一方、「シリア政府にはジュネーブ2会議の第3サウンドへの参加の用意がある」と述べ、潘事務総長に共同特別代表の任期が終了する5月31日までに後任の人選を行うよう求めた。

また6月3日に投票が予定されているシリア大統領選挙については2012年6月の「ジュネーブ合意に反していない」と述べ、「誇大」な批判を行うべきではないと釘を刺した。

そのうえで、シリアでの犯罪の国際刑事裁判所への起訴を求めるフランスの国連安保理決議案について「良い考えだとは思わない」と述べ、拒否の姿勢を示した。

al-Hayat, May 15, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年5月13日追記)

『ハヤート』(5月15日付)は、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長ら一行がホワイトハウスでバラク・オバマ米大統領、スーザン・ライス国家安全保障問題担当大統領補佐官らと会談したと報じた。

『ハヤート』は5月14日付の段階では、ライス補佐官が一行に対応したと報じていた。

Kull-na Shuraka', May 14, 2014
Kull-na Shuraka’, May 14, 2014

連立のナジーブ・ガドバーン氏(在米)によると、会談は2時間におよび、連立筋によると会合の「雰囲気は良好で、会談は実り多かった」という。

ガドバーン氏によると、オバマ大統領はアサド政権が正統性を失っていることを改めて確認する一方、「自由シリア軍への武器供与案をこれまで以上に受け入れた」と述べた。

だが、米国による武器供与の是非、そして詳細についてはコメントしなかった。

ホワイトハウスも声明で、「アサド大統領が正統性を失い、シリアの未来に彼の居場所はない」ことをオバマ大統領が会談で確認したとしたうえで、シリア政府と反体制勢力の双方に政治的解決と移行期に向けた義務を履行するよう求めた、と発表した。

連立一行は、ジャルバー議長、ガドバーン氏のほか、自由シリア軍参謀委員会のアブドゥルイラーフ・バシール参謀長、ミシェル・キールー氏、サラーフ・ダルウィーシュ氏、アナス・アブダ氏からなっていた。

al-Hayat, May 15, 2014、Kull-na Shuraka’, May 14, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き(2014年5月13日)

フランスのベルナール・カズヌーブ内務大臣は、東部のストラスブールで警察・軍警察部隊がシリアでの「ジハード」に参加しようとしていたとして若者多数を逮捕した、と発表した。

『ハヤート』(5月14日付)が伝えた。

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アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表と潘基文国連事務総長はニューヨークで緊急記者会見を開き、ブラーヒーミー共同特別代表が5月31日をもって代表職を辞すると発表した。

潘事務総長は会見で「彼(ブラーヒーミー共同特別代表)は、ほとんど勝算のない状況に直面していた。シリア、中東、そして国際社会は、紛争を終わらせようとするアプローチをめぐって希望なきまでに分裂してきた」としたうえで、「彼の努力は国連…、シリア情勢に影響力を持つ国々の支援を充分受けられたなかった」と述べた。

潘事務総長はまた「当事者、とりわけシリア政府は迅速に対応せず、シリアの災難を終わらせる機会を奪った」と非難、シリア政府と反体制勢力の双方に対して、「この悪夢から脱却するための英知と責任感を示して欲しい」と呼びかけた。

ブラーヒーミー代表の後任に関して、潘事務総長は、「若干の時間を要する」と述べた。

ブラーヒーミー共同特別代表は「離任すること、そしてシリアをこのような悪い状態に放置することは遺憾だ」と述べた。

AFP, May 13, 2014、AP, May 13, 2014、ARA News, May 13, 2014、Champress, May 13, 2014、al-Hayat, May 14, 2014、Kull-na Shuraka’, May 13, 2014、al-Mada Press, May 13, 2014、Naharnet, May 13, 2014、NNA, May 13, 2014、Reuters, May 13, 2014、SANA, May 13, 2014、UPI, May 13, 2014などをもとに作成。

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イラクの動き(2014年5月13日)

マダー・プレス(5月13日付)などによると、首都バグダードの各所で爆弾を積んだ自動車9台が爆発した。

これに関して、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)バグダード州は声明を出し、ファッルージャに対するイラク軍の敵対行為への報復として、12日から政府、軍関連施設に対する攻撃作戦を開始したと発表し、犯行を認めた。

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キルクーク県ユーフラテス作戦司令室所属の第12師団司令部は、キルクーク市西部のアウジュ村で軍が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦中に、爆弾を積んだ自動車が爆発し、ダーイシュの司令官1人を含む3人が死亡した、と発表した。

戦闘では、イラク軍士官1人と兵士2人も死亡したという。

AFP, May 13, 2014、AP, May 13, 2014、ARA News, May 13, 2014、Champress, May 13, 2014、al-Hayat, May 14, 2014、Kull-na Shuraka’, May 13, 2014、al-Mada Press, May 13, 2014、Naharnet, May 13, 2014、NNA, May 13, 2014、Reuters, May 13, 2014、SANA, May 13, 2014、UPI, May 13, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年5月13日)

変化改革ブロック(自由国民潮流が主導する国会会派)は定例会合を開き、5月25日に任期終了となるミシェル・スライマーン大統領の1年間の任期延長を求める動きに関して「民主主義を殺すもの」と非難、拒否することを確認した。

ナハールネット(5月13日付)が伝えた。

AFP, May 13, 2014、AP, May 13, 2014、ARA News, May 13, 2014、Champress, May 13, 2014、al-Hayat, May 14, 2014、Kull-na Shuraka’, May 13, 2014、al-Mada Press, May 13, 2014、Naharnet, May 13, 2014、NNA, May 13, 2014、Reuters, May 13, 2014、SANA, May 13, 2014、UPI, May 13, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年5月13日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ダイル・アサーフィール市各所、ハジャル・アスワド市を軍が砲撃、またムライハ市およびその周辺で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦、ムライハ市に軍が発射した地対地ミサイルが着弾した。

SANA, May 12, 2014
SANA, May 12, 2014

さらに、クドスィーヤー市郊外(ダーヒヤト・クドスィーヤー)のアリーン地区で、アジュナード・シャーム・イスラーム連合戦闘員が、製パン工場近くの共和国護衛隊検問所に対して爆弾を積んだ自動車で自爆テロを行った。

SANA(5月13日付)によると、この自爆テロで市民4人が死亡した。

またSANAによると、ムライハ市周辺、ナシャービーヤ農場、アーリヤ農場、ハラスター市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、アジュナード・シャーム・イスラーム連合、サイフッルラー・マスルール大隊を名乗る外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、バーブ・トゥーマ広場に近いラスラーン・モスク裏に迫撃砲弾2発が着弾し、市民2人が死亡した。

またヤルムーク区のキャンプ入り口一帯で、PFLPーGCの民兵とジハード主義武装集団が交戦し、人道支援物資の配給が一時中断した。

これに関して、SANA(5月13日付)は、ヤルムーク・キャンプの人道支援配給所に対する「武装テロ集団」の攻撃で、市民1人が死亡、1人が負傷したと報じた。

またシリア人権監視団によると、この攻撃を受け、軍がヤルムーク区、サラースィーン通り、アサーリー地区、を砲撃、国防隊がタダームン区でジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANAによると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ハイダリーヤ交差点一帯、ライラムーン地区を軍が空爆・砲撃、ブスターン・シャイフ地区で反体制武装集団と交戦する一方、ジハード主義武装集団がシャイフ・ナッジャール市、タッラト・シャイフ・ユースフを手製の迫撃砲で攻撃した。

Kull-na Shuraka', May 13, 2014
Kull-na Shuraka’, May 13, 2014

またシャームの民の合同作戦司令室がヌッブル市、ザフラー町を迫撃砲で攻撃した。

これに関して、シャームの民の合同作戦司令室は声明を出し、政府軍がヒムス市ワアル地区に対して5月10日に砲撃を行い、ヒムス市旧市街の「停戦合意」に違反したことへの報復として攻撃を行ったと発表した。

ただし、ヒムス市旧市街の「停戦合意」において、ワアル地区は適用範囲から除外されている。

これに対して、軍はハンダラート・キャンプ街道一帯、アレッポ中央刑務所周辺、タッル・リフアト市などを「樽爆弾」で空爆した。

一方、SANA(5月13日付)によると、アレッポ市郊外のライラムーン地区、ザフラー地区、シャイフ・サイード地区、アズィーザ村、ダイル・ハーフィル市、クワイリス村、ジュッブ・ガブシャ村、キンディー大学病院周辺、ハンダラート・キャンプ、アレッポ中央刑務所周辺、カフルハムラ村、バービース村、ダーラト・イッザ市、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市サアドゥッラー・ジャービリー広場(サアドゥッラー・ジャービリー地区)に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾市、市民25人が負傷した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がアイン・イーサー市郊外でラッカ革命家旅団などと交戦の末、同旅団司令官2人を捕捉し、処刑した。

この戦闘ではダーイシュ戦闘員4人も死亡したという。

ARA News(5月13日付)によると、処刑されたのは「アブー・ズィヤーブ」を名乗る司令官とその弟。

またダーイシュはジハード主義武装集団との戦闘の末に西東ユーガー村、ウンム・フワイシュ村、フライアーン村、ウハイミル・アラブ村、ウハイムル・アクラード村を制圧し、戦闘員14人を殺害し、ユーガー村内の貯水場と学校を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(5月13日付)が、シャーム自由人イスラーム運動広報担当官のムハンマド・シャーミー・アブー・ムンズィル氏の情報として、同運動とシャームの民のヌスラ戦線がジャンナト・アルバーウィー村、ウカイリバート町を制圧する一方、ダーイシュが「アサド政権と戦う革命家の兵站線を寸断するかたちで複数の要衝を制圧した」と伝えた。

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ヒムス県では、SANA(5月13日付)によると、ブルジュ・カーイー村、サムアリール村、アイン・フサイン村、ダール・カビーラ村、ムガイズィル村、グマイマート村、マハッサ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(5月13日付)によると、サルジャ村、ザーウィヤ山周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(5月13日付)によると、タッル・マフス、アトマーン村、ナワー市周辺、キヒール村、アクラバー村、ダルアー市ビラール・ハバシー・モスク周辺、ヤルムーク学校周辺、ハリール・モスク周辺、ハムザ・モスク周辺などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、ARA News(5月13日付)によると、民主統一党人民防衛隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)との戦闘の末、タッル・タムル町郊外のタウィーラト・ウィカーア村を制圧した。

AFP, May 13, 2014、AP, May 13, 2014、ARA News, May 13, 2014、Champress, May 13, 2014、al-Hayat, May 14, 2014、Kull-na Shuraka’, May 13, 2014、al-Mada Press, May 13, 2014、Naharnet, May 13, 2014、NNA, May 13, 2014、Reuters, May 13, 2014、SANA, May 13, 2014、UPI, May 13, 2014などをもとに作成。

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シリア政府の動き(2014年5月13日)

アサド大統領は2014年政令第19号を発し、ユーフラテス大学(ダイル・ザウル市)の設置を定めて2006年政令第6号を修正し、ユーフラテス大学に加えて、ハマー大学の設置を定めると定めた。

設置が予定されているハマー大学が、ユーフラテス大学同様国立大学で、11学部からなるという。

AFP, May 13, 2014、AP, May 13, 2014、ARA News, May 13, 2014、Champress, May 13, 2014、al-Hayat, May 14, 2014、Kull-na Shuraka’, May 13, 2014、al-Mada Press, May 13, 2014、Naharnet, May 13, 2014、NNA, May 13, 2014、Reuters, May 13, 2014、SANA, May 13, 2014、UPI, May 13, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年5月13日)

ダルアー県などシリア南部で活動するとされる自由シリア軍所属の武装集団60団体が「自由シリア軍南部戦線」の名で共同声明を出し、シャームの民のヌスラ戦線によるシリア南部戦線アフマド・ファフド・ニウマ大佐らの逮捕に対抗し、彼らが釈放されるまで、ヌスラ戦線の軍事作戦に参加せず、いかなる協力も行わないと宣言した。

ニウマ大佐らは5月5日に逮捕され、その後無罪放免となったと報じられたが、今なお拘束されているという。

自由シリア軍南部戦線はまた、首都ダマスカスとヨルダン国境の間に位置する一帯(ハウラーン地方)における統一シャリーア委員会を唯一の司法機関とし、同委員会の令状なく「自由シリア軍」戦闘員を尋問、逮捕することを禁じると決定した。

共同声明に署名した武装集団は以下の通り:

1. シリア南部革命家戦線
2. シリア革命家戦線
3. ヤルムーク師団
4. ハムザ師団
5. 3月18日師団
6. 第1コマンド師団
7. 第24歩兵師団
8. ファッルージャ・ハウラーン旅団
9. ムウタスィム・ビッラー旅団
10. アームード・ハウラーン旅団
11. シャバーブ・スンナ旅団
12. スンナの獅子の盾旅団
13. ムハージリーン・ワ・アンサール軍
14. 自由殉教者旅団
15. 殉教者マンスール・ハリーリー旅団
16. ジスル・ハウラーン旅団
17. ハウラーン大隊統合旅団
18. 殉教者アフマド・ハラフ旅団
19. タバールク・ラフマーン旅団
20. ミーザーン旅団
21. ハウラーンの鷹旅団
22. サラーフッディーン旅団
23. 第一騎兵連隊
24. 第二騎兵連隊
25. 二大聖地旅団
26. ムウタッズ・ビッラー旅団
27. ヒムス・ワリード旅団
28. イスラーム暁旅団
29. ハウラーン外国人旅団
30. ジャイドゥール旅団
31. アバービール・ハウラーン旅団
32. ヤルムーク殉教者旅団
33. カラーマ旅団
34. 特殊部隊旅団
35. ウルーバ旅団
36. ナワー自由人旅団
37. ウサーマ・ブン・ザイド旅団
38. ハウラーン嵐旅団
39. 殉教者ラーイド・ミスリー旅団
40. 機甲連隊
41. バドル・ハウラーン旅団
42. イッズ・ブン・アブドゥッサラーム旅団
43. イスラームの獅子旅団
44. 西部郊外鷲旅団
45. ハビーブ・ムハンマド旅団
46. 南部嵐旅団
47. サービリーン旅団
48. ウマル・ムフタール旅団
49. ラジャーの盾旅団
50. ハック旅団
51. 輝けるメディナ旅団
52. シャーム解放師団
53. ダマスカス殉教者旅団
54. 祖国の盾旅団
55. サイフッラー・マスルール旅団
56. フルサーン・ハック旅団
57. ガブガーブ殉教者旅団
58. ヤルムーク自由人旅団
59. アッバース旅団
60. 南部戦線で活動する全部隊

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米国を訪問中のシリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長ら一行は、バラク・オバマ米大統領と会談するためにホワイトハウスを訪問した。

しかし、オバマ大統領との会談は実現せず、スーザン・ライス国家安全保障問題担当大統領補佐官が対応した。

『ハヤート』(5月14日付)によると、会談でジャルバー議長は、反体制勢力の統合をライス補佐官に誓約したという。

ジャルバー議長ら一行はホワイトハウス訪問をもって米国訪問の全日程を終え、シリアの友連絡グループ会合に出席するため英国のロンドンに向かって発った。

AFP, May 13, 2014、AP, May 13, 2014、ARA News, May 13, 2014、Champress, May 13, 2014、al-Hayat, May 14, 2014、Kull-na Shuraka’, May 13, 2014、al-Mada Press, May 13, 2014、Naharnet, May 13, 2014、NNA, May 13, 2014、Reuters, May 13, 2014、SANA, May 13, 2014、UPI, May 13, 2014などをもとに作成。

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大統領選挙をめぐる動き(2014年5月13日)

大統領選挙に立候補しているマーヒル・アブドゥルハフィーズ・ハッジャール人民議会議員は、自身の政策綱領を発表した。

SANA(5月13日付)によると、この綱領のなかで、ハッジャール候補は、BRICs諸国、上海条約機構などとの関係強化、帝国主義・シオニズム陣営との対抗、「アラブ人民の意思に応えるような愛国的、民主的、世俗的なアラブ地域機関の樹立」、イスラエルによる占領地の解放を骨子とする外交方針を示した。

また内政、とりわけ現下の紛争への対応に関して、ハッジャール候補は、「愛国」、「経済」、「社会」を基軸に据え、「国民が求める愛国的、経済的、社会的な任務を遂行する能力を持った強力な世俗国家の建設」を主唱した。

そのうえで、社会的公正の深化、5カ年計画に基づく復興事業の推進、賃上げなどを通じた貧困問題への対処、汚職撲滅、恩赦などを掲げ、「血、破壊と無縁なシリア」をめざすと表明した。

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SANA(5月13日付)によると、ダマスカス県各所、ダマスカス郊外県カタナー市、ハマー市、ヒムス市(シャンマース地区)、ダルアー県バスィール村、スワイダー市、ハサカ市、イドリブ市、タルトゥース市で、人民諸組織、職業諸組合などが大統領選挙の実施を支持する集会を開き、アサド大統領への支持を訴えた。

 

SANA, May 12, 2014
SANA, May 12, 2014

 

AFP, May 13, 2014、AP, May 13, 2014、ARA News, May 13, 2014、Champress, May 13, 2014、al-Hayat, May 14, 2014、Kull-na Shuraka’, May 13, 2014、al-Mada Press, May 13, 2014、Naharnet, May 13, 2014、NNA, May 13, 2014、Reuters, May 13, 2014、SANA, May 13, 2014、UPI, May 13, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き(2014年5月12日追記)

ヨルダンのムハンマド・ムーマニー情報通信担当国務大臣(内閣報道官)は、『ラアユ』(5月13日付)に対し、外務省が在アンマン・シリア大使館からシリアの大統領選挙在外投票実施を求める要請を受けたことを明らかにしたうえで、実施の是非を検討していると述べた。

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フランスは、シリアでの紛争における戦争犯罪の国際刑事裁判所への起訴を求める決議案を国連安保理に提出した。

複数の外交筋によると、同決議案の審議は14日に安保理で行われるという。

AFP(5月13日付)が伝えた。

AFP, May 13, 2014、al-Ra’y, May 13, 2014、al-Hayat, May 14, 2014をもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年5月12日追記)

ラジオ・ロザナ(5月13日付)によると、国内で反体制活動を続けるズハイル・ガンヌース氏、マイス・クライディー氏、バースィル・クワイフィー氏、ハーリド・ナースィル氏、ヤースィル・カリーム氏、バッシャール・ヌーリー氏らがダマスカス県ウマイヤ・ホテルで会合を開き、新たな反体制組織「国民行動救済戦線」を発足した。

SANA(5月12日付)によると、戦線は「みなのためのシリア」をスローガンとし、結成会合では、時期内閣が行うべき政策、汚職撲滅策、選挙制度、国会改編、社会におけるコミュニケーションの活性化などが審議された。

Kull-na Shuraka’, May 13, 2014、Radio Rozana, May 13, 2014、SANA, May 12, 2014などをもとに作成。

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イラクの動き(2014年5月12日)

バービル県議会は、ヒッラ市北部での軍による掃討作戦で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)戦闘員20人が殺害・逮捕された、と発表した。

マダー・プレス(5月12日付)が伝えた。

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アンバール作戦司令室は、アンバール県ファッルージャ市周辺地区を軍が制圧し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が同市からの逃走を試みている、と発表した。

また治安筋によると、ファッルージャ市西部では、軍がダーイシュ戦闘員14人を殲滅し、爆弾が仕掛けられた車、手製のロケット弾などを押収した。

マダー・プレス(5月12日付)が伝えた。

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マダー・プレス(5月12日付)は、バグダード作戦司令室筋の話として、軍・治安当局合同部隊が、バグダード県郊外のアブー・グライブ郡でイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦し、メンバー1人を殺害、またバグダード県内で爆弾テロを行おうとしていたメンバー1人を逮捕した、と報じた。

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マダー・プレス(5月12日付)は、サラーフッディーン作戦司令室筋の話として、ティクリート市東部で軍・治安当局合同部隊が強制捜査を行い、女性3人を含むイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)メンバー17人を逮捕した。

AFP, May 12, 2014、AP, May 12, 2014、ARA News, May 12, 2014、Champress, May 12, 2014、al-Hayat, May 13, 2014、Kull-na Shuraka’, May 12, 2014、al-Mada Press, May 12, 2014、Naharnet, May 12, 2014、NNA, May 12, 2014、Reuters, May 12, 2014、SANA, May 12, 2014、UPI, May 12, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年5月12日)

NNA(5月12日付)によると、北部県アッカール郡ワーディー・ハーリド地方で、シリア軍がシリア領からレバノン領内に向けて発砲、シリア領に潜入しようとしていたレバノン人2人が負傷した。

AFP, May 12, 2014、AP, May 12, 2014、ARA News, May 12, 2014、Champress, May 12, 2014、al-Hayat, May 13, 2014、Kull-na Shuraka’, May 12, 2014、al-Mada Press, May 12, 2014、Naharnet, May 12, 2014、NNA, May 12, 2014、Reuters, May 12, 2014、SANA, May 12, 2014、UPI, May 12, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年5月12日)

ダマスカス郊外県では、AFP(5月12日付)によると、反体制武装集団が支配下に置くアドラー市ウンマーリーヤ地区で、シリア政府代表と武装集団代表が「捕虜交換」に合意した。

これに関して、『ワタン』(5月12日付)は、反体制武装集団は同地区の住民1,500世帯を解放し、シリア政府側もこれを受けて1,500人の逮捕者を釈放する予定だと伝えた。

また「捕虜交換」と合わせて、両者は同地区への人道支援物資の搬入についても合意したという。

国民和解中央委員会のジャービル・イーサー議長は『ワタン』に対して、「合意は二段階からなり、第1段階は1家族8人の釈放など善意の表明からなり、第2段階は当局による逮捕者と拉致されているすべての家族の交換からなる」と述べた。

イーサー議長はまた「家族と引き替えに逮捕者の釈放が行われる」と付言するとともに、交渉がドゥーマー市の名士や宗教関係者によって仲介されたことを明らかにした。

一方、SANA(5月12日付)によると、ムライハ市周辺、ダーライヤー市、アーリヤ農場などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、アジュナード・シャーム・イスラーム連合の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またタッル市では、反体制武装集団13人が当局に投降した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、民主統一党人民防衛隊の支援を受けたジハード主義武装集団と交戦の末、アイン・イーサー市郊外のアリーダ村、ウンム・フワイシュ村、ズヌーバ村、サワーン村、ヒルバト・バカル村を制圧した。

同監視団によると、戦闘は現在も続いているという。

これに関して、ARA News(5月12日付)は、クルド戦線旅団、ラッカ革命家旅団がダーイシュと交戦し、戦闘員7人を殺害し、アイン・イーサー市郊外一帯を制圧したと報じた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が制圧したジュダイド・アカイダート村周辺で、ダーイシュとシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が交戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム戦線、ウマウィーイーン旅団、自由人の盾旅団、サイフッラーの盾大隊などが、軍との戦闘の末、タッル・マラフ検問所、ジャルマ検問所を制圧した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ザフラー地区の空軍情報部周辺、ライラムーン地区、アーミリーヤ地区で軍とジハード主義武装集団が交戦、軍がライラムーン地区やマサーキン・ハナーヌー地区を「樽爆弾」などで空爆した。

一方、SANA(5月12日付)によると、アレッポ市ラーシディーン地区、アーミリーヤ地区、ライラムーン地区、ザフラー地区、ジュバイラ地区、ブアイディーン地区、バニー・ザイド地区、ダイル・ハーフィル市、アルバイド村、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、ハンダラート・キャンプ、カフルハムラ村、マアーッラト・アルティーク村、バヤーヌーン町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、タシャールマー山周辺で、軍、国防隊、アレキサンドレッタ解放シリア抵抗運動、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、ジュヌード・シャーム、シャーム自由人イスラーム運動、シャーム・イスラーム運動、アンサール・シャーム運動、シャーム軍団、カーディスィーヤの民師団、我らがシャーム連合などと交戦した。

一方、SANA(5月12日付)によると、サルマー町、ドゥーリーン村、ドゥワイリカ村、ハーン・ジャウズ村、カビール村、ファルラク村、ハドラー村、サムラー村周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(5月12日付)によると、ヒルバト・ガザーラ町南部、ラジャート高原一帯、タイバ町、サイダー町、アトマーン村、ワーディー・ズブディーで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

クッルナー・シュラカー(5月12日付)は、アレッポ県ラアス・アイン市で、民主統一党が住民45人を追放したと報じた。

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イドリブ県では、SANA(5月12日付)によると、ビンニシュ市、アルバイーン山周辺、マアッル・ディブサ村、ラーミー村、カンスフラ村、マガーラ村、マアッラト・ヌウマーン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(5月12日付)によると、カフターニーヤ市で民主統一党アサーイシュがザグロス・テレビの特派員を逮捕した。

AFP, May 12, 2014、AP, May 12, 2014、ARA News, May 12, 2014、Champress, May 12, 2014、al-Hayat, May 13, 2014、Kull-na Shuraka’, May 12, 2014、al-Mada Press, May 12, 2014、Naharnet, May 12, 2014、NNA, May 12, 2014、Reuters, May 12, 2014、SANA, May 12, 2014、UPI, May 12, 2014、al-Watan, May 12, 2014などをもとに作成。

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シリア政府の動き(2014年5月12日)

外務在外居住者省は、国連事務総長と安保理議長宛に書簡を送り、「武装テロ集団」が9日前からアレッポ市のスライマーン・ハラビー給水センターから水道供給を遮断していると報告、安保理に対してこの「犯罪行為」を非難し、厳正に対処するための決議採択を求めた。

SANA(5月12日付)が伝えた。

AFP, May 12, 2014、AP, May 12, 2014、ARA News, May 12, 2014、Champress, May 12, 2014、al-Hayat, May 13, 2014、Kull-na Shuraka’, May 12, 2014、al-Mada Press, May 12, 2014、Naharnet, May 12, 2014、NNA, May 12, 2014、Reuters, May 12, 2014、SANA, May 12, 2014、UPI, May 12, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年5月12日)

シャームの民のヌスラ戦線の福祉総局は声明を出し、6日から続けられているアレッポ市西部(シリア政府支配地域)への水道供給遮断に関して、「政府軍戦闘機による主要道路への再三にわたる空爆で、道路の地下に設置されている水道が寸断され…。必要な修復作業が完了するまで、主戦を閉鎖した」ためだと弁明した。

Kull-na Shuraka', May 12, 2014
Kull-na Shuraka’, May 12, 2014

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米国を訪問中のシリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長ら一行は、国防総省を訪れ、マイケル・シーハン次官補、マイケル・ランプキン次官補代理と会談した。

『ハヤート』(5月13日付)によると、会談で連立側は、自由シリア軍参謀委員会への「高性能兵器」の供与を懇願したが、米国側は「高性能兵器供与の誓約は行わず、意見交換の大部分はアル=カーイダとつながりのある過激派との戦いに裂かれた」という。

ジャルバー議長ら一行はまた、ダイアン・ファインスタイン上院情報特別委員会委員長(民主党)、マルコ・ルビオ上院議員(共和党)、ディック・ダービン上院議員(民主党)、ミッチ・マコーネル下院議員と会談し、米国の軍事支援などの可否について協議したという。

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米国を訪問中のシリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長は、バラク・オバマ米大統領との会談に先立ってアラビーヤ(5月12日付)のインタビューに応じ、「反体制勢力は、体制でもない、過激派でもない第三の道だ」としたうえで、米国との戦略的関係強化を主唱、欧米諸国による「解放区」への飛行禁止空域設定を懇願した。

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ARA News(5月12日付)は、ジャムシード・ウマルを名乗る活動家の情報として、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がマンビジュ市民に対して電力使用税を新たに課したと報じた。

この電力使用税は、居住用住宅に対しては一部屋あたり100シリア・ポンド、商店については1,000~3,000シリア・ポンドの納付を求めるものだという。

AFP, May 12, 2014、Alarabia, May 12, 2014、AP, May 12, 2014、ARA News, May 12, 2014、Champress, May 12, 2014、al-Hayat, May 13, 2014、Kull-na Shuraka’, May 12, 2014、al-Mada Press, May 12, 2014、Naharnet, May 12, 2014、NNA, May 12, 2014、Reuters, May 12, 2014、SANA, May 12, 2014、UPI, May 12, 2014などをもとに作成。

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大統領選挙をめぐる動き(2014年5月12日)

外務在外居住者省は声明を出し、5月28日に予定されている大統領選挙の在外投票に関して、ドイツ政府が実施を拒否したとしたうえで、「武装テロ集団への支援、資金供与を通じてシリアに苦痛を与える当事者になった」と非難した。

SANA(5月12日付)が伝えた。

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SANA(5月12日付)によると、ダマスカス県、ラタキア市、ダルアー市(空港地区)、タルトゥース市などで、大統領選挙の実施を支持し、投票への参加を呼びかける集会が開かれ、各会場には数千人が参加した。

AFP, May 12, 2014、AP, May 12, 2014、ARA News, May 12, 2014、Champress, May 12, 2014、al-Hayat, May 13, 2014、Kull-na Shuraka’, May 12, 2014、al-Mada Press, May 12, 2014、Naharnet, May 12, 2014、NNA, May 12, 2014、Reuters, May 12, 2014、SANA, May 12, 2014、UPI, May 12, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年5月11日追記2)

クッルナー・シュラカー(5月13日付)によると、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・トゥウマ暫定内閣はトルコのガズィアンテップ市で閣議を開き、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が攻勢を続けるダイル・ザウル県に100万米ドルの緊急支援を行うことを了承した。

また閣議では、ヒムス市旧市街から退去した「英雄的戦闘員」に対して、1人あたり200ドル、総額で25万ドルの慰労金を支給すること、アレッポ県への50万ドルの支援、ハマー県西部への40万ドルの支援、クナイトラ県への30万ドルの支援を行うことなどを承認した。

Kull-na Shuraka’, May 13, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年5月11日追記)

イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)のアブー・ムハンマド・アドナーニー報道官は音声声明(https://www.youtube.com/watch?v=Va0xQt-p768)を出し、アル=カーイダの指導者アイマン・ザワーヒリー氏に対して、「過ちを認め」、シャームの民のヌスラ戦線の忠誠を拒むよう迫るとともに、シリアからの撤退を拒否した。

アドナーニー報道官はザワーヒリー氏に対し「あなたとあなたのアル=カーイダを二つの選択肢の前に置いている。過ちを続け…、世界のムジャーヒディーンの離反と対立を続けるか、自らの過ちを認め、正すかだ」としたうえで、「我々はあなたに改めて手を差し伸べ、もっとも義しきサラフのもっとも義しき末裔となそう。ウサーマ(・ビン・ラーディン)師はムジャーヒディーンを一つの言葉でまとめた。あなたはそれを完全に引き裂いた」と非難した。

そのうえでアドナーニー師は、ヌスラ戦線を「裏切り者」と評したうえで、ザワーヒリー師に対し「まずは過ちを撤回し…、裏切り者の忠誠を退けるよう呼びかける」と述べ、「我々にシャームからの撤退を唱導していることに関して、改めて言いたい。イスラーム法、知性、そして現状を踏まえると、これはほぼ不可能な命令だ…。アッラーの法のもとにムジャーヒディーンが治める地から撤退し…、(シリア革命反体制勢力国民)連立、裏切り者の(ヌスラ)戦線とその盗人どもにこれを明け渡すことにアル=カーイダが甘んじたとしても…、我らが主、そして我らが宗教はそうなることを拒むだろう」と付言した。

一方、アドナーニー報道官は、イラン、サウジアラビアといった諸外国に対しては先人の忠告や指示に従い行わない、との姿勢を明示した。

ARA News, May 12, 2014、al-Hayat, May 13, 2014、Kull-na Shuraka’, May 12, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き(2014年5月11日)

ヨルダン軍高官筋は、『ハヤート』(5月12日付)に、11日に、国境警備隊が、大量の密輸品を積んでシリアからヨルダン領内に入ろうとした車多数を発見し拘束したと述べた。

またヨルダン軍は声明を出し、大量の密輸員を積んでシリアからレバノン領内に入ろうとした車両2台をまたヨルダン軍戦闘機が空爆・破壊したと発表した。

これに関連して、ヨルダンのジハード主義潮流は声明を出し、11日にマアーン市でメンバーの一人が殺害されたと発表した。

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イスラエル軍報道官は、AFP(5月11日付)に対し、クナイトラ県カフターニーヤ町一帯での軍と反体制武装集団の戦闘激化を受け、イスラエルが占領下ゴラン高原の停戦ライン一帯を閉鎖した、と発表した。

AFP, May 11, 2014、AP, May 11, 2014、ARA News, May 11, 2014、Champress, May 11, 2014、al-Hayat, May 12, 2014、Kull-na Shuraka’, May 11, 2014、al-Mada Press, May 11, 2014、Naharnet, May 11, 2014、NNA, May 11, 2014、Reuters, May 11, 2014、SANA, May 11, 2014、UPI, May 11, 2014などをもとに作成。

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イラクの動き(2014年5月11日)

イラク国防省は声明を出し、イラク軍がアンバール県でのイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)掃討作戦を継続し、ファッルージャ市南部のハヤーキル地区、団地地区、ヌアイミー地区の「浄化」を完了したと発表した。

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バービル県警察は、同県ジュルフ・サフル地方のスィンディージュ地区、バフバハーン地区で、合同治安部隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)を掃討、同地の「浄化」を完了したと発表した。

マダー・プレス(5月11日付)が伝えた。

AFP, May 11, 2014、AP, May 11, 2014、ARA News, May 11, 2014、Champress, May 11, 2014、al-Hayat, May 12, 2014、Kull-na Shuraka’, May 11, 2014、al-Mada Press, May 11, 2014、Naharnet, May 11, 2014、NNA, May 11, 2014、Reuters, May 11, 2014、SANA, May 11, 2014、UPI, May 11, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年5月11日)

NNA(5月11日付)は、ベカーア県バアルベック郡アルサール村一帯で、レバノン軍がこの1週間でシリア領から不法入国しようとしたシリア人15人を逮捕したと報じた。

AFP, May 11, 2014、AP, May 11, 2014、ARA News, May 11, 2014、Champress, May 11, 2014、al-Hayat, May 12, 2014、Kull-na Shuraka’, May 11, 2014、al-Mada Press, May 11, 2014、Naharnet, May 11, 2014、NNA, May 11, 2014、Reuters, May 11, 2014、SANA, May 11, 2014、UPI, May 11, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年5月11日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、シャームの民のヌスラ戦線など反体制武装集団を放逐し、ダイル・ザウル市東部入り口に位置するハラビーヤ交差点、工場(マアーミル)地区交差点を掌握後、シリア政府が支配するダイル・ザウル市内の街区に通じるジュナイナ通行所を制圧し、シリア軍と対峙した。

また同県西部では、ダーイシュが進軍を続け、ムハイミーダ村、ハワーイジュ・ブーマスア村、ヒサーン村を制圧したほか、タービヤ村、ジュダイド・アカイダート村の奪還を試みるヌスラ戦線などと交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ヌッブル市の複数カ所をジハード主義武装集団が砲撃し、迫撃砲弾2発が着弾した。

これに対居て、軍はウンム・アマド村をヘリコプターで空爆し、子供11人と女性2人が死亡した。

さらに軍の戦闘機は、アレッポ市ブアイディーン地区、ハンダラート・キャンプなどを空爆する一方、アレッポ市ザフラー地区の空軍情報部周辺、ライラムーン地区、シャイフ・ナッジャール市・ブライジュ村交差点で、軍、国防隊、クドス旅団(パレスチナ人)、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、ムハージリーン・ワ・アンサール軍などと交戦した。

一方、アレッポ市西部一帯では、シャリーア委員会による水道遮断が7日目に入った。

『ハヤート』(5月12日付)によると、この措置は、シリア政府が支配するアレッポ市西部のラインラインを遮断するとともに、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団が占拠する地域への水道供給を確保するためのものだという。

他方、SANA(5月11日付)によると、アレッポ市サイフ・ダウラ地区、ライラムーン地区、ラーシディーヤ地区、アズィーザ村、マアッラト・アルティーク村、アターリブ市、ハーン・アサル村、ナアーム丘一帯、フワイジャ村、ジュッブ・サファー村、ジュッブ・ガブシャ村、タッル・ティブル村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市旧市街の「停戦合意」に従って反体制武装集団が向かったダール・カビーラ村を軍が砲撃した。

またヒムス市ワアル地区で、軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、『ハヤート』(5月12日付)は、複数の反体制消息筋の話として、ヒムス市ワアル地区における「関係正常化」に向けた交渉が、反体制武装集団と治安当局の間で行われたと報じた。

他方、SANA(5月11日付)によると、ハーリディーヤ村、ガースィビーヤト・ナイーム村、キースィーン港、タッルドゥー市、ハーニク村、ハスヤー町西部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、カフルズィーター市、タッル・マラフ村、ウワイナ村、アシャーリナ村などが軍の空爆・砲撃を受けた。

一方、SANA(5月11日付)によると、ムーリク市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、カダム区を軍が砲撃する一方、ジャウバル区でジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(5月11日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、カフターニーヤ町を軍が砲撃、また同村周辺で反体制武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、ハイサム・ナッサールを名乗る活動家がARA News(5月11日付)に対して、サイダー町を軍ヘリコプターが「毒ガスを装填した樽爆弾」を投下し、市民4人が死亡、15人が負傷したと主張した。

一方、SANA(5月11日付)によると、ズバイラ村、ラジャート高原一帯、ナワー市、ウンム・アウサジュ村、アトマーン村、ズィムリーン村郊外、アレッポ市各所で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(5月11日付)によると、ダイル・アサーフィール市郊外、ザバディーン市郊外、ドゥマイル市東部、ザバダーニー市郊外の山岳地帯で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またマアルーラー市、ジャブアディーン町で反体制武装集団戦闘員41人が当局に身柄投降した。

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イドリブ県では、SANA(5月11日付)によると、カフルルーマー村、ビンニシュ市、マアッル・シャムサ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, May 11, 2014、AP, May 11, 2014、ARA News, May 11, 2014、Champress, May 11, 2014、al-Hayat, May 12, 2014、Kull-na Shuraka’, May 11, 2014、al-Mada Press, May 11, 2014、Naharnet, May 11, 2014、NNA, May 11, 2014、Reuters, May 11, 2014、SANA, May 11, 2014、UPI, May 11, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア政府の動き(2014年5月11日)

SANA(5月11日付)によると、アサド大統領はダマスカスで、ハマー県の文化、教育、宗教、社会団体の代表からなる使節団と会談し、同県の生活、治安、福祉問題などについて意見を交わした。

AFP, May 11, 2014、AP, May 11, 2014、ARA News, May 11, 2014、Champress, May 11, 2014、al-Hayat, May 12, 2014、Kull-na Shuraka’, May 11, 2014、al-Mada Press, May 11, 2014、Naharnet, May 11, 2014、NNA, May 11, 2014、Reuters, May 11, 2014、SANA, May 11, 2014、UPI, May 11, 2014などをもとに作成。

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大統領選挙をめぐる動き(2014年5月11日)

6月3日に投票が予定されている大統領選挙の選挙戦が12日早朝に解禁となり、『ハヤート』(5月12日付)などによると、ダマスカス県内、ダマスカス・ベイルート国際幹線道路などに、アサド政権への支持を訴えるポスターが一斉に張られた。

ポスターには、「サワー」(共に)、「アッラー、シリア、我が人民のみ」、「我らがバッシャールよ、あなた以外では満足できない。心底からあなたに忠誠を誓う」、「バッシャール・アサドは我々の絶対的選択肢」、「眼の医師(アサド大統領のこと)に忠誠を誓うまで、瞳を閉じることはない。我々はあなたに忠誠を誓う、2014」などと書かれている。

なお、『ハヤート』(5月11日付)によると、アサド政権支持者は、大統領選挙戦が開始される1日前の11日未明に、フェイスブック(https://www.facebook.com/pages/%D8%B3%D9%88%D8%A7/236279589906989?fref=ts)、ツイッターなどに「サワー」と銘打ったページ、アカウントを開設し、選挙戦への準備を本格化させた。

またSANA(5月11日付)によると、マーヒル・アブドゥルハフィーズ・ハッジャール人民議会議員、ハッサーン・アブドゥッラー・ヌーリー元国務大臣の2名の立候補者への支持を呼びかけるポスターも各所に張られた。

ハッジャール人民議会のポスターには「諸人民の意思は一局の意思より強い」、「シリアは…パレスチナのためにある」、「世俗的シリア」といったスローガンが、ヌーリー元国防大臣のポスターには「汚職撲滅を全体の進歩のために」スローガンが掲げられた。 

SANA, May 11, 2014
SANA, May 11, 2014
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SANA, May 11, 2014
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SANA, May 11, 2014
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SANA(5月11日付)によると、ヒムス県タッルカラフ市、ダマスカス郊外県キスワ市、サフナーヤー市、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市、アレッポ市サビール地区、ハマー市、スワイダー市、スワイダー県カルバー村、タルトゥース市各所などで、軍による「テロとの戦い」と大統領選挙実施への支持を訴えるデモ集会が開かれ、数千人の市民が参加した。

デモ集会には、バアス党の地元幹部、人民諸組織・職業諸組合幹部らも参加した。

SANA, May 11, 2014
SANA, May 11, 2014

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大統領府は声明を出し、6月3日に投票が予定されている大統領選挙に関して「民主的多元的選挙の雰囲気」に歓迎の意を示すとともに、「投票日に自由と透明性をもって立候補者1を選び、自らの意見を表明」するよう呼びかけた。

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外務在外居住者省は声明を出し、5月28日に予定されている大統領選挙の在外投票に関して、フランス政府が実施を拒否したため、フランス在住のシリア国民は選挙に参加できないと発表、遺憾の意を表明した。

SANA(5月11日付)によると、パリでは、フランス政府の姿勢に抗議し、在外居住者が抗議デモを行ったという。

SANA, May 11, 2014
SANA, May 11, 2014
SANA, May 11, 2014
SANA, May 11, 2014

AFP, May 11, 2014、AP, May 11, 2014、ARA News, May 11, 2014、Champress, May 11, 2014、al-Hayat, May 12, 2014、Kull-na Shuraka’, May 11, 2014、al-Mada Press, May 11, 2014、Naharnet, May 11, 2014、NNA, May 11, 2014、Reuters, May 11, 2014、SANA, May 11, 2014、UPI, May 11, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年5月10日追記)

イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)のシャリーア委員会は声明を出し、アレッポ県内の支配地域の「啓典の民」の富裕層に対してジズヤを科す決定を下したと発表した。

ARA News(5月11日付)が伝えた。

ARA News, May 11, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き(2014年5月10日)

ジェニファー・サキ米国務省報道官は、シリアの化学兵器廃棄プロセスの進捗に関して「アサド政権が…(搬出・廃棄されていない8%の化学兵器関連物質の)搬出・破壊など必要な措置を講じ始めることでき、またそうしなければならないと考えている」と述べた。

サキ報道官はまた「そこ(反体制武装集団に包囲され、シリア政府がアクセスできないと主張している関連施設)に到達する方途を探し続けねばならない。これらの武器廃棄は政府の責任だ…。我々はアサド政権が言うことを信用している…。今後も活動を中止し続ける」と付言した。

AFP, May 10, 2014、AP, May 10, 2014、ARA News, May 10, 2014、Champress, May 10, 2014、al-Hayat, May 11, 2014、Iraqinews.com, May 10, 2014、Kull-na Shuraka’, May 10, 2014、Naharnet, May 10, 2014、NNA, May 10, 2014、Reuters, May 10, 2014、SANA, May 10, 2014、UPI, May 10, 2014などをもとに作成。

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イラクの動き(2014年5月10日)

イラキー・ニュース(5月10日付)によると、バービル県ジュルフ・サフル地方で、軍がシリア人2人を含むイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)戦闘員9人を殺害した。

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イラキー・ニュース(5月10日付)によると、アンバール県ファッルージャ市で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が同市での戦闘を拒否したとの理由で戦闘員複数名を処刑した。

AFP, May 10, 2014、AP, May 10, 2014、ARA News, May 10, 2014、Champress, May 10, 2014、al-Hayat, May 11, 2014、Iraqinews.com, May 10, 2014、Kull-na Shuraka’, May 10, 2014、Naharnet, May 10, 2014、NNA, May 10, 2014、Reuters, May 10, 2014、SANA, May 10, 2014、UPI, May 10, 2014などをもとに作成。

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