Category Archives: レバノンの動き

国民民主諸勢力国民調整委員会を含む反体制勢力使節団がシリア国民評議会の支持者らによって暴行を受ける、エジプトの前共和国ムフティーがシリア国内の反体制武装運動を許可(2011年11月9日)

反体制勢力の動き(アラブ連盟本部前での暴行ほか) シリア国内で活動する国民民主諸勢力国民調整委員会など反体制勢力の使節団が、シリア国民評議会を支持する反体制活動家の暴行を受けた。   使節団は、国民民主変革諸勢 … Read More

ヒムス市で離反兵が治安本部を襲撃し17人が死亡、シリア国民評議会議長が在シリア・クルド人の立場をめぐる発言に関して「訂正とお詫び」を発表(2011年10月29日)

反体制運動掃討 ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市では離反兵が市内の治安本部2カ所を襲撃し、28日晩から29日にかけて軍・治安部隊兵士17人を死亡した。 またシリア人権監視団によると、軍は、ヒムス市バーブ・ … Read More

米国が在ダマスカス大使を本国に召還する一方、ヒズブッラー書記長がアサド政権へと支持を改めて表明(2011年10月24日)

諸外国の動き 米政府はバッシャール・アサド政権がロバート・フォード在ダマスカス米大使に対する「扇動キャンペーン」を行っているとの理由で、同大使を米本国に召還した。 『ハヤート』(10月25日付)は、米高官の話として、この … Read More

ヒズブッラー高官いわく同党は「アサド政権存続を至上命令としている」、アサド政権がジュンブラート党首と絶縁(2011年10月22日)

反体制運動掃討 イドリブ県では、シリア人権監視団によると、マアッラト・ハルマ村で軍・治安部隊と離反兵が衝突し、市民1人が殺害された。 これに対してSANA(10月23日付)は、マアッラト・ニウマーン市東部のワーディー・ダ … Read More

シリア当局が原材料・穀物を除くほとんどの製品の輸入を規制するなか、シリア青年議会の主催により全国でシリア・アラブ共和国憲法をめぐる対話を行うための会合が開始(2011年9月25日)

反体制デモ弾圧 シリア人権監視団によると、24日から25日にかけてヒムス県、ハマー県で治安部隊によって13人が殺害された(うち12人がヒムスで殺害)。 イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍部隊はトルコ国境近 … Read More

ヒムス県、イドリブ県で軍・治安部隊による活動家の逮捕・捜索作戦が続くなか、エルドアン首相はオバマ大統領との会談のなかでシリア政府との断絶を明らかにする(2011年9月21日)

対トルコ関係 トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン首相は、バラク・オバマ米大統領と21日(現地時間20日)、ニューヨークで会談した。会談後の記者会見で、エルドアン首相は「シリア政府との連絡を絶った。このような段階に … Read More

複数の都市で数千人規模のデモや治安部隊との衝突が発生するなか、欧米諸国はシリア革命評議会発足の動きを高く評価(2011年9月16日)

反体制抗議運動 シリアの複数の都市で金曜礼拝後に数千人規模のデモが発生し、少なくとも数十人が死傷した。複数の活動家、人権活動家らによると、軍・治安部隊の発砲により、少なくとも36人が殺害された(地元調整諸委員会によると死 … Read More

新党「シリア国家建設潮流」がダマスカスで発足、「シリア国民支持支援週間」に参加していた反体制活動家がアラブ連盟に対し要求書を提出(2011年9月14日)

反体制運動をめぐる動き ルワイユ・フサイン氏、ムナー・ガーニム女史など無所属の反体制活動家は、新党「シリア国家建設潮流」がダマスカスで発足したと発表。政党法制定や国民対話開始といった状況下で、政治生活への「実質的関与」を … Read More

「シリア革命2011」がアサド政権に対するロシアの姿勢に反対するデモを呼びかける、アラブ諸国第136回定例外相会議が閉幕し発砲停止の必要性が改めて強調される(2011年9月13日)

反体制運動をめぐる動き 複数の活動家によると、シリア治安部隊がデモ抑止の新たな戦術として行っている各地での活動家逮捕・捜索活動により、昨日少なくとも8人が殺害、数十人が逮捕された。また逮捕者は殴打されるなどの蛮行を受け、 … Read More

カイロで「国民統合会合」に参加した勢力は「アラブ・イニシアチブ」を拒否、シャアバーン氏はロシア外務省での記者会見のなかで同国の姿勢を評価(2011年9月12日)

反体制運動をめぐる動き 反体制活動家のバスマ・カドマーニー女史はトルコのイスタンブールで開いた記者会見で、反体制勢力が9月15日にイスタンブールで会合を開き、国民評議会のメンバーを発表すると述べた。 カイロのアラブ連盟本 … Read More

アサド大統領がアラブ連盟事務総長とダマスカスで会談するなか、自由将校旅団司令官が逮捕されたと報じられる(2011年9月10日)

国内の反体制運動の動き シリアの日刊紙『ワタン』(9月10日付)は、自由将校旅団(自由将校運動)司令官で死亡・失踪に関する情報が錯綜しているフサイン・ハルムーシュ大佐が逮捕されたと報じた。数日前には70代になる同大佐の兄 … Read More

アサド大統領が政令第104号(国家総動員法)を発令、レバノンのアウン国民議会議員がインタビューのなかでシリア政府への支持を強く表明(2011年9月8日)

シリア軍兵士・バアス党員の離反をめぐる情報合戦 各地でシリア軍兵士の離反が伝えられるなか、バッシャール・アサド政権と反体制勢力が離反をめぐる情報合戦を繰り広げた。 ** シリア人権監視団によると、イドリブ県ザーウィヤ山の … Read More

ダマスカス郊外県、アレッポ県、ダルアー県、ヒムス県、ハマー県、イドリブ県など各地で反体制デモが行われる(2011年8月31日)

反体制運動をめぐる動き ダマスカス郊外県、アレッポ県、ダルアー県、ヒムス県、ハマー県、イドリブ県など各地で反体制デモが行われ、数十人が軍・治安部隊によって逮捕された。 ダマスカス郊外県では、空軍情報部が在米の反体制活動家 … Read More

「自由将校旅団」がヒムス県でシリア軍を士官らを襲撃したことを発表、ロシアは欧米諸国のイニシアティブに対抗し国連安保理でシリアに関する新たな決議案を提案(2011年8月26日)

反体制運動をめぐる動き 複数の都市で数万人が反体制デモを行った。フェイスブックの「シリア革命2100」ページはこのデモを「忍耐と貫徹の金曜日」と銘打った。 同ページの画像には、初めて「シリア革命総合委員会」のロゴが添付さ … Read More

タルトゥース市で開催されたアサド大統領を支持する大規模集会に数十万人が参加、PLO書記長はシリア軍によるラタキア市への攻撃を「厳しく非難」(2011年8月15日)

複数の活動家、目撃者によると、ラタキア市など各地での軍・治安部隊による治安回復作戦は15日も継続され、死傷者を出した。一方、バッシャール・アサド政権内では、アレッポ県知事、放送・テレビ総合委員会(情報省所轄)委員長が交代 … Read More

反体制活動家が「偉大なる我らがシリア国民への共同声明」を発表、シリア革命調整連合や自由シリア軍を含む数十の団体が署名(2011年8月12日)

フェイスブックの「シリア革命2011」で「我々はアッラー以外にはひれ伏さない」金曜日のデモが呼びかけられるなか、各地で午後の礼拝後に反体制デモが発生した。軍・治安部隊は各県にある数百のモスクを包囲していたにもかかわらず、 … Read More

アサド政権に対する猶予をめぐって米国とトルコがコンセンサスに立つなか、シリア人権連盟のリーハーウィー所長が逮捕される(2011年8月11日)

反体制デモ シリアの活動家はフェイスブックの「シリア革命2011」で「我々はアッラー以外にはひれ伏さない金曜日」とデモを呼びかけた。ラマダーン月に入って、反体制勢力がデモを呼びかけるのは先週金曜日の「我々はアッラーととも … Read More

治安部隊がダイル・ザウル市およびイドリブ市の制圧を完了、対シリア非難安保理議長声明に基づく事務総長報告を審議するため国連安保理非公式会合が開催(2011年8月10日)

ハマー市、ヒムス市に続き、シリア軍・治安部隊はダイル・ザウル市、イドリブ市および郊外を制圧した模様。西側諸国のシリアへの圧力にもかかわらず、バッシャール・アサド政権は着実に戦果を上げている。一方、ダーウード・ラージハ国防 … Read More

トルコのダウトオール外相がアサド大統領と会談、反体制派に対する軍事作戦の停止をめぐって「最後の警告」を伝える(2011年8月9日)

トルコのアフメット・ダウトオールがシリアを訪問し、暴力停止を求めてバッシャール・アサド大統領に「最後の警告」を発するなか、シリア国内では軍治安部隊がダイル・ザウル市、ハマー市郊外、イドリブ県、ダマスカス郊外県などで治安回 … Read More

ヒムス市に軍部隊が重点的に展開、市内の人権状況は「劣悪」に(2011年7月24日)

シリア政府の動き SANA(7月24日付)によると、シリア大統領は、ダイル・ザウル県のフサイン・アルヌース県知事をクナイトラ知事に異動し、サミール・ウスマーン・シャイフ氏をダイル・ザウル県新知事に任命した。 ** シリア … Read More

ヒムス県内の混乱が継続、ワタン紙は「ヒムス市は悪夢のなかにいる」と報じる(2011年7月19日)

国内の暴力 ヒムス県では、『ハヤート』(7月20日付)によると、ヒムス市で18日以降、軍・治安部隊によって、少なくとも17人の民間人が殺害された。 これに関して、シリア革命調整連合に属するヒムス国内調整委員会のアブドゥッ … Read More

ダマスカス県で「第1回世俗主義大会」が開催、ダマスカス県ではアサド大統領を支持する数十万の市民が広場に集結(2011年7月17日)

反体制勢力の動き 『ハヤート』(7月18日付)によると、ダマスカス県で「第1回世俗主義大会」が開催され、「共生」のスローガンのもと約100人が参加した。 シリア人権ネットワークと世俗主義青年運動が主催したこの大会は「世俗 … Read More

反体制活動家らが「国民救済大会」の開催を宣言するも、シリア革命調整連合がボイコットを表明(2011年7月15日)

反体制勢力の動き 「影の内閣」発足をめざすハイサム・マーリフ弁護士ら「国内外のシリア愛国主義者たち」を名乗る反体制活動家が声明を出し、「国民救済大会」を7月16日土曜日にダマスカス(カーブーン区)とイスタンブールで同時開 … Read More

アムネスティ・インターナショナル会長がアラブ連盟に対し、シリアに対する措置を講じるよう求める(2011年6月25日)

反体制勢力の動き 反体制作家・出版者のルアイユ・フサイン氏は、27日にダマスカス県で「民主的市民国家のもと、シリアはみんなのもの」と銘打って反体制活動家・有識者の会合を開催すると発表した。 フサイン氏は「月曜日に、無所属 … Read More

各地で抗議行動開始以来「最大規模」の反体制デモが発生し、「数万人が参加」(2011年6月24日)

反体制勢力の動き 複数の目撃者によると、大佐2人を含むシリア軍の士官4人が離反し、イドリブ県ヒルバト・ジャウズ村からトルコへと越境した。 シリア政府の動き シリア軍当局は、ダマスカス郊外県キスワ市郊外に駐留する第1師団内 … Read More

ヒムス県、ハマー県、ダイル・ザウル県を含む各都市で大規模反体制デモが発生、レバノン・トリポリ市では住民どうしが衝突し死傷者が発生(2011年6月17日)

シリア政府の動き SANA(6月17日付)は、サーリフ・アリーの子孫らが声明を出し、「サーリフ・アリーの金曜日」と銘打って反体制活動家が抗議デモを呼びかけたことに関して、「祖国の象徴を傷づける」と非難した。 またタルトゥ … Read More

英国とトルコが国連安保理でシリア非難決議の採択をめざすことで合意(2011年6月13日)

シリア政府の動き 暴力調査委員会(5月末にアサド大統領の指示を受け設置)は、ダルアー県でのデモ参加者への対応をめぐって、政治治安部ダルアー支部長のアーティフ・ナジーブ少将とファイサル・クルスーム前県知事に渡航制限を科した … Read More

シリア軍がジスル・シュグール市を「完全制圧」、同作戦を受け約10,000人の避難民がトルコ・シリア国境地帯に流入(2011年6月12日)

反体制勢力の動き 一方、シリア人権監視団は、2011年3月半ば以降の死者数が1,626人に達していると発表した。 同監視団によると、このうち1,289人が民間人で、残りが軍、治安部隊隊員、警官だという。 またイドリブ県ジ … Read More

イドリブ県で治安作戦が継続、トルコのエルドアン首相はアサド政権が「虐殺」を行っていると断言(2011年6月10日)

シリア政府の動き 反体制活動家が呼びかけた「部族の金曜日」に対抗して、シリア・アラブ・テレビ(6月10日付)は、ハサカ県のアリー・ジャースィム・アーズィル氏ら主な部族の長や名士のインタビューを放映した。 インタビューのな … Read More

英仏が露・中をけん制しつつ、アサド政権による反体制運動弾圧を非難する国連安保理決議案(修正決議案)を提出(2011年6月8日)

反体制勢力の動き シリア・ムスリム同胞団のズハイル・サーリム報道官は『ラアユ』(6月8日付)に、イスラーム運動がシリア社会の一部をなしてているとしたうえで、立憲的、文民的、多元的国家建設をめざしていると述べた。 シリア政 … Read More