月別アーカイブ: 2016年6月

ロシア軍・シリア軍がラッカ県のダーイシュの拠点都市タブカ市を爆撃し、住民17人が死亡(2016年6月17日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(6月18日付)によると、ロシア軍戦闘機がダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市の一つタブカ市を空爆し、住民17人が死亡、数十人が負傷した。 ARA News(6月17日付)によると、空 … Read More

ロシアのプーチン大統領「反体制派をアサド大統領指導下の現体制に参加させるという米国の提案を支持している」(2016年6月17日)

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は、サンクトペテルブルク国際経済フォーラムでシリア情勢について言及、そのなかで「西側諸国によるアラブの春支援によって中東に混乱が拡散した」と痛烈に批判、「シリアのアサド政権が崩壊すれば … Read More

ロシア軍戦闘機は対イラク国境のタンフ国境通行所近郊で、米国など欧米諸国が教練・武器兵站支援する「新シリア軍」の拠点を爆撃(2016年6月17日)

『ハヤート』(6月18日付)などは、米国防総省高官が16日、ロシア軍戦闘機がヒムス県東部とイラクの国境地帯のタンフ国境通行所近郊で、米国をはじめとする欧米諸国が教練・武器兵站支援を行っている「反体制派」に対して複数回にわ … Read More

米主導の有志連合は16日にシリア領内で12回の爆撃を実施(2016年6月17日)

米中央軍(CENTCOM)は、6月16日のシリア、イラク両国での有志連合の戦果をHPで発表した。 発表によると、有志連合はシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して22回の空爆を実施、このうちシリア領 … Read More

米国務省高官50人がオバマ政権に「スタンドオフ兵器および航空兵器を慎重に使用し、より集中的で現実的な米国主導の外交を補強・推進」するよう求める文書を提出(2016年6月16日)

『ニューヨーク・タイムズ』(6月16日付)などは、米国務省高官少なくとも51人が、バラク・オバマ政権の対シリア政策に異議を唱える文書に著名していたと伝えた。 『ニューヨーク・タイムズ』が入手した同文書草案によると、国務省 … Read More

イドリブ県でシャーム自由人イスラーム運動の車輌が爆発に巻き込まれ、司令官ら2人が死亡(2016年6月16日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(6月16日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動の車列がマアッラト・ハルマ村とハズィーラーン村を結ぶ街道を走行中に、道路に仕掛けられた爆弾が爆発し、司令官の一人ユースフ・マクス … Read More

シリア軍、シリア民主軍はラッカ県、アレッポ県マンビジュ市一帯でダーイシュとの戦闘を続ける(2016年6月16日)

アレッポ県では、ARA News(6月16日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属する革命家軍が、県北西部のタッル・カッラーフ村一帯でダーイシュ(イスラーム国 … Read More

アレッポ県北西部でトルコが越境砲撃を行うなか、ダーイシュと反体制武装集団の攻防続く(2016年6月16日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(6月16日付)によると、トルコ国境に近いアフマディーヤ村、タッル・バッタール村で反体制武装集団がダーイシュ(イスラーム国)と交戦、両村を制圧した。 ARA News(6月16日付) … Read More

YPG主体のシリア民主軍所属のマンビジュ軍事評議会はドイツ軍の参戦を否定(2016年6月16日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会は、マンビジュ解放作戦にドイツ軍顧問が参加しているとの情報を否定した。 AFP, June 16, 2016、 … Read More

リヤド最高交渉委員会に所属するシリア国民連合、民主的変革諸勢力国民調整委員会は、EUによる紛争解決への取り組み強化を求める(2016年6月16日)

シリア革命反体制派国民連立と民主的変革諸勢力国民調整委員会は、ベルギーの首都ブリュッセルでの会合閉幕、共同声明を出し、EUに対して「シリアの紛争の政治的解決へのさらなる支援」を呼びかけた。 共同声明では、アサド政権による … Read More

SANAはダマスカス郊外県で反体制派が毒ガスを使用したと報道(2016年6月16日)

SANA(6月16日付)は、ダマスカス郊外県で東グータ地方のシリア軍拠点に対する15日の主義武装集団の攻撃で、有毒ガスが使用され、複数のシリア軍兵士が呼吸困難などの症状を訴えた。 『ハヤート』(6月16日付)は、これに関 … Read More

ロシア外務省は16日からアレッポ市一帯で停戦を発効、48時間攻撃を停止すると発表(2016年6月15日)

ロシア外務省は声明を出し、アレッポ市での戦闘行為停止合意を16日午前1時に改めて発効すると発表、合意発効から48時間同地に対する作戦を停止すると発表した。 AFP, June 16, 2016、AP, June 16, … Read More

シリア軍戦闘機が、ファトフ軍支配下で活動する「ホワイト・ヘルメット」拠点(イドリブ県カフル・タハーリーム市)を爆撃(2016年6月15日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(6月15日付)によると、シリア軍戦闘機がカフルタハーリーム村にある「ホワイト・ヘルメット」の拠点を空爆し、子供1人が死亡した。 一方、ARA News(6月15日付)によると、シャ … Read More

シリア軍、シリア民主軍、ハワール・キリス作戦司令室が各地でダーイシュとの戦闘を続ける(2016年6月15日)

アレッポ県では、ARA News(6月15日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員がマンビジュ市南部のウンム・アダサ村で爆弾を積んだ車で自爆攻撃を行い、子供を含む複数の住民が死傷した。 一方、西クルディスタン移行 … Read More

シリア外務省は米仏独軍特殊部隊のシリア領内での配備を「あからさまな主権侵害、敵対行為」と非難(2016年6月15日)

シリアの外務在外居住者省高官は、米軍特殊部隊に加えて、ドイツとフランスの軍特殊部隊がシリア領内(アレッポ県マンビジュ市一帯、アイン・アラブ市一帯)に派遣されているとする情報に関して、国連憲章に違反するあからさまな主権侵害 … Read More

シリア人権監視団は、米仏独軍特殊部隊が「マンビジュ解放作戦」を続けるYPG主体のシリア民主軍に参加していることを確認したと発表(2016年6月15日)

シリア人権監視団は、米国軍、ドイツ軍、フランス軍の特殊部隊が「マンビジュ解放作戦」を続ける西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に参加していることが確認されたと発表した。 信頼で … Read More

ケリー米国務長官「アサドへの制裁が行われるかどうかについて、我々の忍耐には限度がある」(2016年6月15日)

ジョン・ケリー米国務長官は、ノルウェーの首都オスロで14日に開幕したオスロ・フォーラムの会合で、シリア情勢について言及し、「ワシントンの忍耐は尽きるかもしれない。実際に尽き始めている」と述べる一方、トルコに関して「ヴィジ … Read More