Monthly Archives: 6月 2016

西側の諜報機関と連携し、ダーイシュと戦う反体制武装集団「殉教者アフマド・アブドゥー軍団」の司令官らが暗殺(2016年6月9日)

ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(6月11日付)によると、殉教者アフマド・アブドゥー軍団団の司令官バックール・サリーム大佐(離反士官)、フィラース・ジブル・ナジュア大尉、ムハンマド・アフマド・シャッラール大尉ら軍団戦闘 … Read More

シリア軍はダイル・ザウル市郊外でのダーイシュとの戦闘で支配地域拡大(2016年6月9日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、サルダ山一帯でシリア軍、国防隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦、シリア軍が同地の広範囲を奪還した。 ** ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ジャズル油田一帯、ジュッ … Read More

アレッポ市でヌスラ戦線などの攻撃による54人が死亡、93人が負傷するなか、ファトフ軍、「穏健な反体制派」はアレッポ市一帯でシリア軍に反転攻勢(2016年6月9日)

アレッポ県では、SANA(6月9日付)がラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センター発表として伝えたところによると、シャームの民のヌスラ戦線がアレッポ市シャイフ・マクスード地 … Read More

YPG主体のシリア民主軍がマンビジュ市一帯でダーイシュとの戦闘を続ける(2016年6月9日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が有志連合の空爆支援を受けて2日に開始されたマンビジュ解放作戦でのダーイシュ(イスラーム国)の戦闘 … Read More

フランス外務省は、YPG主体のシリア民主軍支援のため、シリアに特殊部隊を派遣していることを事実上認める(2016年6月9日)

フランス外務省の消息筋はAFP(6月9日付)に対して、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマンビジュ解放作戦は米国だけでなく、フランスを含む複数の国から明らかに支援を受けてい … Read More

ロシア、イラン、シリアの国防大臣がテヘランで会合し、シリアの反体制派に和平、停戦、安定、そしてテロとの戦いを強化するための対話を支援するべきだと主唱(2016年6月9日)

イランの首都テヘランで、ロシア・イラン・シリアの国防大臣会合か開かれ、イランのホセイン・デフガーン国防大臣、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣、シリアのファフド・フライジュ国防大臣が、シリア情勢などへの対応について協議し … Read More

「穏健な反体制派」はダーイシュ支配下にあるアレッポ県北西部のラーイー村を包囲(2016年6月9日)

アレッポ県では、ARA News(6月9日付)によると、マーリア市に対する包囲を解いたダーイシュ(イスラーム国)部隊がマンビジュ市方面に撤退するなか、ダーイシュが依然として掌握しているトルコ国境に近いラーイー村を反体制武 … Read More

デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表「当事者が移行期の基準を合意しない限り、ジュネーブ3会議は再開しない」(2016年6月9日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は、スイスの首都ジュネーブでISSG(国際シリア支援グループ)代表とシリアでの人道支援活動への対応について協議、その後の記者会見で、紛争当事者が移行期の基準を合意しない … Read More

米主導の有志連合は8日にシリア領内で16回の爆撃を実施、うち11回はマーリア市近郊のダーイシュが標的(2016年6月9日)

米中央軍(CENTCOM)は、6月8日のシリア、イラク両国での有志連合の戦果をHPで発表した。 発表によると、有志連合はシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して34回の空爆を実施、このうちシリア領内 … Read More

シリア軍、ロシア軍がアレッポ市の反体制派支配地域を激しく攻撃、市内のバヤーン病院一帯が標的となり20人以上が死亡(2016年6月8日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市シャッアール地区、マルジャ地区、サーフール地区、マサーキン・ハナーヌー地区にヘリコプターで「樽爆弾」を投下し、子供複数を含む23人が死亡、数十人が負傷した。 … Read More

米国、トルコ、サウジアラビアが支援するイスラーム過激派と「穏健な反体制派」の連合体シャーム戦線が「ロシアと共謀」しようとしたナスル旅団の幹部を逮捕(2016年6月8日)

アレッポ県では、ARA News(6月8日付)によると、アレッポ県北部およびアレッポ市一帯で活動するシャーム戦線は、ナスル旅団のアフマド・マフムード・ファットゥーフ氏を含む同旅団メンバー多数をアレッポ市北部郊外で拘束した … Read More

米国とトルコの支援を受けるムウタスィム・ビッラー旅団の司令官が失踪、同旅団はヌスラ戦線、ジュンド・アクサー機構の関与を疑う(2016年6月8日)

ARA News(6月8日付)は、米国、トルコの支援を受ける「穏健な反体制派」のムウタスィム・ビッラー旅団の司令官ムハンマド・ハサン・ハリール中佐が数日前にダーラト・イッザ市を訪問後、マーリア市への帰路で失踪したと伝えた … Read More

アレッポ県北西部のトルコ国境一帯からダーイシュが突如撤退し、米国とトルコの支援を受けるムウタスィム・ビッラー旅団が同地に展開、トルコ領と反体制派の拠点都市アアザーズ市、マーリア市を結ぶ兵站路が再開(2016年6月8日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県北西部の反体制武装集団の戦略拠点マーリア市近郊に位置するサンダフ村、カフルカルビーン村、カフジャブリーン村から突如撤退、2週間にわたるマーリア市への … Read More

シリア軍がラッカ県の南西部のダーイシュ拠点を爆撃(2016年6月8日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が砂漠の鷹旅団などの民兵とともにユーフラテス川右岸のダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市タブカ市に向けて進軍を続け、ダーイシュと交戦、また戦闘機(所属明示せず)がラサーファ … Read More

米主導の有志連合は7日にラッカ市近郊、マンビジュ市近郊で10回の爆撃を実施(2016年6月8日)

米中央軍(CENTCOM)は、6月7日のシリア、イラク両国での有志連合の戦果をHPで発表した。 発表によると、有志連合はシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して25回の空爆を実施、このうちシリア領内 … Read More

トナー米国務省報道官は全土奪還の意思を表明したアサド大統領の演説を「奨励されるべきものではない」と一蹴(2016年6月8日)

マーク・トナー米国務省報道官は7日のアサド大統領の人民議会での施政方針演説に関して「我々は、ロシアとイランが少なくとも(シリアの)政権にとどまっている連中に敵対行為停止合意の完全な瓦解を回避するよう呼びかけることができる … Read More

南部戦線がイスラエルとの合意に基づき、クナイトラ県に人道支援物資を搬入、住民は受け取りを拒否(2016年6月8日)

ARA News(6月8日付)は、南部戦線に属するシリア革命家戦線が、イスラエル領とイッシャ村を隔てる検問所を経由して、人道支援物資を搬入したと伝えた。 人道支援物資には、砂糖、米、乳児用のミルクなどの食糧物資が含まれて … Read More

ロシア訪問中のネタニヤフ首相「衰退したシリアがイスラエル攻撃の拠点とならないようにするため行動する」(2016年6月8日)

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は訪問中のモスクワでロシアのユダヤ教法曹界の代表ら(ラヴィのベレル・ラザル師ら)と会談した。 会談でネタニヤフ首相は、「シリアなど我が国の周辺諸国の多くが衰退した。それゆえ、我々には … Read More

西側諸国はリヤド最高交渉委員会に対し、代表団メンバーを変更し「モスクワ・リスト」などと協議するよう圧力(2016年6月8日)

『ハヤート』(6月8日付)は、リヤド最高交渉委員会が和平協議に参加する代表団メンバーを変更するよう西側諸国から圧力を受けていると伝えた。 同紙によると、西側諸国は、シリア革命反体制勢力国民連立のハーディー・バフラ前代表や … Read More

イスラエルのネタニヤフ首相がモスクワでプーチン大統領と会談し、「テロとの戦い」におけるさらなる協力を確認(2016年6月7日)

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相はモスクワを訪問し、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領と会談した。 『エルサレム・ポスト』(6月7日付)などによると、会談で両首脳は、「テロとの戦い」においてさらなる協力を行い、シ … Read More

アサド大統領が人民議会で施政方針演説:「我々の「テロとの戦い」は我々が戦争好きだからではなく、サウジアラビア、トルコ、米国が我々に戦争を仕掛けてきたから続いているのだ」(2016年6月7日)

アサド大統領は6月6日に召集された第2期人民議会で施政方針演説を行った。 演説全文はSANA(http://www.sana.sy/?p=391706)に掲載、またその映像はYoutube(https://youtu.b … Read More

シリア軍、ロシア軍がアレッポ市およびその周辺一帯を45回以上にわたり爆撃(2016年6月7日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機・ヘリコプター(所属明示せず)がアレッポ市南部郊外のハーン・トゥーマーン村一帯、アレッポ市北部のカースティールー街道一帯、アレッポ市ハイダリーヤ地区、サーフール地区、サーリ … Read More

ラッカ県南西部、ハマー県東部でシリア軍、砂漠の鷹旅団がダーイシュとの戦闘を続ける(2016年6月7日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍、シリア軍の空爆支援を受けたシリア軍および砂漠の鷹旅団などからなる民兵は、タブカ航空基地30キロの距離まで進軍した。 一方、SANA(6月7日付)によると、シリア軍が県南西 … Read More

ダルアー県でダーイシュと「自由シリア軍」が交戦(2016年6月7日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(6月7日付)によると、スワイダー県との県境に位置するラジャート高原のフーシュ・ハマード地区でダーイシュ(イスラーム国)を名乗る武装集団と「自由シリア軍」(南部部族自由人連合)が交戦 … Read More

YPG主体のシリア民主軍はアレッポ県のダーイシュの拠点都市マンビジュ市内への突入を開始か(2016年6月7日)

アレッポ県では、『ハヤート』(6月8日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、有志連合の空爆支援を受け、マンビジュ市一帯でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続け … Read More

「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立に向けた社会契約草案の作成完了(2016年6月7日)

ARA News(6月7日付)は、「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立に向けた組織委員会の社会契約小委員会は、連邦制樹立にかかる社会契約草案の作成を完了したと伝えた。 小委員会によると、草案は「自由と民主主義」、「共存」 … Read More

「新シリア軍」を主導するアサーラ・ワ・タンミヤ戦線はシリア領内での英特殊部隊の支援活動を否定(2016年6月7日)

米軍の教練を受けた反体制武装集団「新シリア軍」を主導するアサーラ・ワ・タンミヤ戦線のハーリド・ハマード事務局長は自身のフェイスブック・アカウントで、英特殊部隊がシリア国内での「新シリア軍」の活動を支援しているとする『タイ … Read More