Monthly Archives: 4月 2018

ベルギーの3社がOPCWが無許可での提供を禁じている化学物質をシリアに供与(2018年4月19日)

ベルギー財務省報道官は、『ハヤート』(4月19日付)の取材に対して、同国の3企業が2014年から2016年にかけて、化学兵器禁止機関(OPCW)が定める事前認可を受けず、サリン・ガスの精製で使用される化学物質をシリアに提 … Read More

ホワイト・ヘルメットのサーリフ代表「ドゥーマー市での化学兵器攻撃の犠牲者の埋葬場所を調査委員会に伝えた。遺体の身元を明らかにし、死亡を記録する時間的余裕はなかった」(2018年4月18日)

トルコで暮らすホワイト・ヘルメット代表のラーイド・サーリフ氏は、4月7日に発生した塩素ガス使用疑惑事件の被害者を埋葬した場所を含む「すべての情報を調査委員会に開示した」ことを明らかにした旨、ロイター通信(4月18日付)の … Read More

ミッチェル米国務次官補「必要が生じたら、シリアでロシアに武力を行使する用意がある」(2018年4月18日)

ウェス・ミッチェル米国務次官補(ヨーロッパ・ユーラシア担当)は議会で「シリアでロシアと対決したくはない…。だが、必要が生じたら武力を行使する用意はある」と述べた。 ミッチェル国務次官補は「ロシアはシリアに居座り、シリアを … Read More

トルコ外務省はアフリーンからのトルコ軍撤退を求めたアラブ連盟首脳会議を非難(2018年4月18日)

トルコ外務省報道官は、サウジアラビアのダーランで16日に閉幕したアラブ連盟首脳会議で、トルコに対してアレッポ県アフリーン郡から撤退するよう呼びかけられたことに関して、「トルコはシリア危機当初から、流血を止め、暴力に歯止め … Read More

シャアバーン統領府政治報道補佐官「違法な占領を行う米国が別の国に対してシリアを占領するよう要請するというのは奇異」(2018年4月18日)

ブサイナ・シャアバーン大統領府政治報道補佐官は、ドナルド・トランプ米政権が米軍撤退に向け、アラブ諸国にシリアへの部隊派遣を要請しているとの『ウォール・ストリート・ジャーナル』(4月16日付)の報道に関して、RT(4月18 … Read More

モロッコ外務省高官「米軍撤退に合わせてシリアに部隊を派遣する計画はない」(2018年4月18日)

モロッコのヤウム24・サイト(4月18日付)は、ドナルド・トランプ米大統領が、米軍の撤退に合わせて、アラブ諸国にシリアに部隊を派遣するよう要請しているとの報道に関して、モロッコ外務省の複数高官が「そうした計画は提起されて … Read More

OPCWの専門家チームはドゥーマー市での発砲や爆発を受けて退避、調査は延期に(2018年4月18日)

ロイター通信(4月18日付)が複数の消息筋の話として伝えたところによると、ダマスカス郊外県東グータ地方ドゥーマー市で7日に発生した塩素ガス使用疑惑事件を調査するためにドゥーマー市入りしようとしていた化学兵器禁止機関(OP … Read More

ダマスカス県ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプでシリア軍とダーイシュの砲撃戦続く(2018年4月18日)

ダマスカス県では、SANA(4月18日付)によると、県南部のヤルムーク・パレスチナ難民キャンプなどで活動を続けるダーイシュ(イスラーム国)が撃った迫撃砲が、新ザーヒラ地区、ブスターン・ダウル地区に着弾した。 一方、シリア … Read More

ヒムス県北部とハマー県南部の交渉委員会はロシアと停戦に合意(2018年4月18日)

ヒムス県北部とハマー県南部の交渉委員会は、テレグラムのアカウント(4月18日付)を通じて、ヒムス県ダール・カビーラ村に設置された通行所で、ロシア側と交渉を行い、停戦に合意したことを明らかにした。 交渉では、次回の会合まで … Read More

ダマスカス郊外県東カラムーン地方ドゥマイル市での停戦合意を受け、イスラーム軍の戦闘員と家族5,000人がトルコ占領下のアレッポ県ジャラーブルス市に退去(2018年4月18日)

ダマスカス郊外県では、SANA(4月18日付)によると、東カラムーン地方で活動を続けてきた反体制武装集団の一つイスラーム軍の戦闘員約1,500人とその家族約3,500人が、ロシア仲介によるシリア政府との停戦合意に従い、重 … Read More

レバノンに避難していた難民550人がダマスカス郊外県バイト・ジン村に帰還(2018年4月18日)

ダマスカス郊外県では、SANA(4月18日付)によると、レバノンで避難生活を行ってきたシリア人難民約550人が、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所(マスナア国境通行所)を経由してバイト・ジン村と同地一帯に帰還した。 バイ … Read More

ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは6件の停戦違反を、トルコ側は2件の違反を確認(2018年4月18日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(4月18日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県1件、ラタキア県4件、ヒムス県1件)確認したと発表した。 またトルコ側の監視チームも2 … Read More

『インディペンデント』(ロバート・フィスク):ドゥーマー市住民の多くはシリア軍が同市で化学兵器を使用したという話を信じておらず、イスラーム主義者の仕業と見ている(2018年4月17日)

英日刊紙『インディペンデント』(4月17日付)は、7日にダマスカス郊外県東グータ地方ドゥーマー市で発生した塩素ガス使用疑惑事件に関して、ドゥーマー市住民の多くが、シリア軍の攻撃によるという話を「決して信じておらず」、イス … Read More

元国防大臣の長男でビジネスマンのマナーフ・トゥラース氏、ヒムス県の反体制派を文民警察、憲兵隊、重火器部隊に再編し、ロシアがこれらを教練することを提案(2018年4月17日)

アル=カーイダ系のシャーム解放機構に近いイバー通信(4月17日付)は、故ムスタファー・トゥラース元国防大臣の長男で政権を離反したビジネスマンのマナーフ・トゥラース氏(現在ワアド潮流を名乗る反体制組織を主導)が、ヒムス県北 … Read More

エジプトのカドワーニー人民議会議員「国連傘下でのシリア派兵であれば歓迎する」(2018年4月17日)

エジプトのヤフヤー・カドワーニー人民議会議員(防衛国家安全保障委員長代行)は、米国が要請しているアラブ諸国部隊のシリア派遣に関して、「我々はシリアの国土を防衛し、領土を統一し、シリア国民の意思を実現するためにエジプトがい … Read More

サウジアラビアのジュバイル外務大臣は米国とシリア派兵について協議していることを認める(2018年4月17日)

サウジアラビアのアーディル・ジュバイル外務大臣は、首都リヤドでのアントニオ・グテーレス国連事務総長との共同記者会見で、米国とシリアへの部隊派遣について協議していることを明らかにした。 ジュバイル外務大臣は「我々は米国とシ … Read More

米国防総省はYPG主体のシリア民主軍を支援するため3億米ドルを経常(2018年4月17日)

アナトリア通信(4月17日付)は、米国防総省が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍への支援を継続するため、2019年度予算から3億米ドルを拠出するよう求めていることを示す文書の … Read More

フランスは2001年にアサド大統領に授与したレジオンドヌール勲章剥奪へ(2018年4月17日)

フランス大統領府は、ジャック・シラク政権時代の2001年にアサド大統領に授与されたレジオンドヌール勲章(フランス最高位の勲章)を剥奪するための手続きを開始した。 RFIラジオ(4月17日付)が伝えた。 AFP, Apri … Read More

シリア軍の防空システムが誤作動、原因はイスラエルと米国の「電子戦」か?(2018年4月17日)

SANA(4月17日付)やシリア・アラブ・テレビ(4月17日付)は17日未明、シリア軍の防空システムが、ヒムス県中部のシャイーラート航空基地に向けて発射されたミサイル複数発を撃破したと速報で伝えた。 また、ヒズブッラーの … Read More

東グータ地方から退去したラフマーン軍団戦闘員3人がロジャヴァに投降(2018年4月17日)

ANHA(4月17日付)は、ダマスカス郊外県東グータ地方を放棄し、トルコの実質占領下のアレッポ県ジャラーブルス市方面への退去を余儀なくされていたラフマーン軍団のメンバー3人が離反し、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴ … Read More

ハマー県南部・東部でのシリア軍の攻勢を受け、対立し合う二つのアル=カーイダ系組織が共闘(2018年4月17日)

ハマー県では、SANA(4月17日付)によると、シリア軍が、タッル・ダッラ村、クッバト・クルディー村、ジャルジーサ村など県南部および東部一帯に進攻したシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦、これを撃退した。 一 … Read More

シリア軍はダーイシュとシャーム解放機構が活動を続けるヤルムーク・パレスチナ難民キャンプやハジャル・アスワド市を砲撃(2018年4月17日)

ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、ロイター通信など(4月17日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)およびシャーム解放機構が活動を続けるヤルムーク・パレスチナ難民キャンプやハジャル・アスワド市に対してシリア軍が砲撃を … Read More

東カラムーン地方(ダマスカス郊外県)の武装集団が停戦に応じ退去を開始(2018年4月17日)

ダマスカス郊外県では、SANA(4月17日付)によると、ロシアの仲介によるシリア政府と東カラムーン地方で活動を続けてきた反体制武装集団との停戦合意に基づき、同地方の中心都市であるドゥマイル市から、イスラーム軍の戦闘員と家 … Read More

OPCWの専門家チームは塩素ガス使用疑惑事件が発生したドゥーマー市入り:フランス外務省は「証拠が消された」と嫌疑(2018年4月17日)

SANA(4月17日付)は、14日にシリア入りした化学兵器禁止機関(OPCW)の専門家チームが塩素ガス使用疑惑事件が発生したダマスカス郊外県東グータ地方ドゥーマー市入りした、と伝えた。 これを受け、フランス外務省は声明を … Read More

東グータ地方アイン・タルマー村、アレッポ市で独立記念日に合わせ、米英仏の攻撃に対する勝利を祝う祝典(2018年4月17日)

SANA(4月17日付)は、シリア軍によって完全制圧されたダマスカス郊外県東グータ地方のアイン・タルマー村で、独立記念日(72周年)に合わせて、同地の解放、米英仏軍のシリア攻撃に対するシリア軍の勝利などを祝う祝典が行われ … Read More

ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは5件の停戦違反を、トルコ側は3件の違反を確認(2018年4月17日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(4月17日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(アレッポ県1件、ラタキア県3件、ヒムス県1件)確認したと発表した。 またトルコ側の監視チームも3件(ヒムス県)の停戦 … Read More

BBCはドゥーマー市で発生した塩素ガス使用疑惑事件の映像に映っていた少女にインタビュー(2018年4月16日)

BBC(4月16日付)は、7日にダマスカス郊外県東グータ地方ドゥーマー市で発生した塩素ガス使用疑惑事件で、ホワイト・ヘルメットが拡散したビデオ映像に映っていた少女にインタビューを行い、その映像(http://www.bb … Read More

ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは3件の停戦違反を、トルコ側は4件の違反を確認(2018年4月16日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(4月16日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(アレッポ県1件、ラタキア県2件)確認したと発表した。 またトルコ側の監視チームも4件(イドリブ県2件、ダマスカス県・ … Read More

米国はサウジアラビアなどアラブ諸国に米軍撤退と合わせて部隊を派遣するよう要請(2018年4月16日)

『ウォール・ストリート・ジャーナル』(4月16日付)は、米国の複数高官の話として、ドナルド・トランプ米政権が、ダーイシュ(イスラーム国)を掃討後に、をシリア領内に駐留している米軍約2,000人を撤退させることを目指してお … Read More

OPCW臨時理事会が開催:ウズムジュ事務総長は「安全上の理由」で専門家チームがドゥーマー市入りしていないと空かす一方、米英はロシアが調査を妨害し、証拠を隠蔽しようとしていると非難(2018年4月16日)

化学兵器禁止機関(OPCW)の理事会は、ダマスカス郊外県東グータ地方ドゥーマー市で発生した塩素ガス使用疑惑事件の真相調査について協議するための臨時の非公式会合を開催した。 アフメット・ウズムジュ事務総長はこの会合で、シリ … Read More