Monthly Archives: 9月 2019

米国の支援を受ける革命特殊任務軍はルクバーン・キャンプの揚水施設で働く市民1人を殺害(2019年9月12日)

米国の占領下にあるヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)によってシリア政府支配地域と隔てられているヨルダン北東部のルクバーン・キャンプで12日、米国の支援を受ける革命特殊任務軍が揚水施設で働く市民1人を殺害した … Read More

ロシア外務省報道官「8月に入ってからYPG主体のシリア民主軍とその専制に抗議するアラブ系住民の間で60件もの衝突が発生している」(2019年9月12日)

ロシアのマリア・ザハロワ外務省報道官は、北・東シリア自治局の支配下にあるシリア北東部で、2019年8月に入ってから人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とアラブ系住民の間で60件もの衝突事件が発生し、シリア民主軍戦闘員6 … Read More

米国務省シリアで活動する新興のアル=カーイダ系組織の一つフッラースディーン機構の幹部についての情報提供者に一人につき最高で500万ドルの懸賞金を与えると告知(2019年9月12日)

米国務省はインターネットの公式アカウント(https://www.state.gov/)や正義への報酬プログラムのツイッター公式アカウント(https://twitter.com/Rewards4Justice)を通じて … Read More

ルクバーン・キャンプ内で活動する反体制派は声明で国連の人道支援搬入を禁止すると発表。メディアでのプロパガンダに利用されるというのがその理由(2019年9月12日)

ルクバーン・キャンプ内で活動する反体制派のルクバーン・キャンプ総務政治関係委員会(シュクリー・シハーブ報道官)は声明を出し、国連がシリア赤新月社と合同で行っている人道支援物資の搬入を禁止すると発表した。 国連、シリア政府 … Read More

ロシア当事者和解調整センターは、ルクバーン・キャンプへの人道支援物資の大部分を米国の支援を受ける「テロ集団」が強奪したと非難(2019年9月12日)

ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置されている当事者和解調整センターのアレクセイ・バキン(Alexey Bakin)司令官(中将)は、米国の占領下にあるヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ … Read More

米・トルコ両軍のヘリコプターが「安全地帯」設置が計画されているシリア北東部の国境地帯で4度目となる合同偵察を実施(2019年9月12日)

アナトリア通信(9月12日付)は、米・トルコ両軍のヘリコプターが「安全地帯」設置が計画されているシリア北東部の国境地帯で4度目となる合同偵察を実施したと伝えた。 両軍ヘリコプター4機からなる部隊は、シャンルウルファ県アク … Read More

アフリーン解放軍団がアレッポ県北部各所で反体制武装集団を攻撃・迎撃し、3人を殺害(2019年9月12日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、トルコ占領下のマーリア市郊外と、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマーリキーヤ村近郊で12日、反体制武装集団(シャーム戦線)を攻撃・迎 … Read More

シリア・ロシア軍がイドリブ県を再び爆撃、トルコ軍も同地に留め置かれている部隊を支援するための増援部隊を派遣(2019年9月12日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから12日目(爆撃を激化させてか … Read More

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから419人、ヨルダンから1,206人の難民が帰国、避難民3人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年9月12日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(9月12日付)を公開し、9月11日に難民1,625人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは419人(うち女性125人、子供21 … Read More

米国の支援を受ける革命特殊任務軍はタンフ国境通行所一帯地域に進入したシリア軍を撃退したと発表(2019年9月11日)

米国の占領下にあるヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で活動する革命特殊任務軍は声明を出し、同地域に進入したシリア軍部隊の攻撃を受けたと発表した。 攻撃は、シリア赤新月社と国連の合同チームが55キロを … Read More

ハンガリー外務省は2020年からシリアとの関係を正常化すると発表(2019年9月11日)

ハンガリー外務省は2020年からシリアとの関係を正常化すると発表した。 ハンガリーは2011年に他の欧州連合(EU)諸国とともにシリアと国交を断絶していた。 AFP(9月11日付)によると、ハンガリー外務省は「来年(20 … Read More

エジプトのシュクリー外務大臣「シリアのアラブ連盟復帰に関して加盟国はコンセンサスに達している」(2019年9月11日)

エジプトのサーミフ・シュクリー外務大臣は、第152回アラブ連盟外相会議での記者会見で、シリアの連盟復帰に関して加盟国がコンセンサスに達していることを明らかにした。 シュクリー外務大臣は、会議でこの問題が大きく取り上げられ … Read More

アフリーン解放軍団はトルコ占領下のアレッポ県北部で反体制派3人を殺害(2019年9月11日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、トルコ占領下のアアザーズ市近郊のカフルハーシル村、バーブ市近郊のハズワーン村で10日に反体制武装集団を襲撃し、戦闘員3人を殺害したと発表した。 ANHA(9月11日付)が伝 … Read More

ユーフラテス川東西両岸を結ぶ波止場の通行再開を試みた住民をYPG主体のシリア民主軍が弾圧(2019年9月11日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、地元住民が北・東シリア自治局の支配下にあるユーフラテス川東岸に位置するブサイラ市と、シリア政府の支配下にある同川西岸のザバーリー村を結ぶ波止場複数カ所の通行再開を試みた。 … Read More

イドリブ県、アレッポ県でシリア軍と反体制派が散発的に交戦(2019年9月11日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから11日目(爆撃を激化させてか … Read More

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから423人、ヨルダンから993人の難民が帰国、避難民3人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年9月11日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(9月11日付)を公開し、9月10日に難民1,416人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは423人(うち女性127人、子供21 … Read More

YPG主体のシリア民主軍は米軍の支援を受けダイル・ザウル県、ハサカ県各所で住民多数を拘束、ハサカ県ではシリア民主軍に抗議するデモ発生(2019年9月10日)

ダイル・ザウル県では、SANA(9月10日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のパトロール部隊が、県東部のアブー・ハルドゥーブ村に突入し、民家4棟を破壊、住民多数を拉致連行した。 シリア民主軍の突入に際し … Read More

トルコ占領下のアフリーン市で武装集団どうしの戦闘続き、トルコ軍が厳戒態勢を敷く(2019年9月10日)

アレッポ県では、ANHA(9月10日付)によると、トルコ占領下にあるアフリーン市では、9日に発生したイスラーム軍、マジド軍団、ダマスカス郊外県東グータ地方からの避難民とスルターン・ムラード師団と交戦が続き、トルコ軍および … Read More

トルコのチャヴシュオール外務大臣「安全地帯設置に向けた米国の対応は形式的で満足行くものではない」(2019年9月10日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、首都アンカラでの記者会見で、米国とともにシリア北東部で設置を進めている「安全地帯」に関して、米国の対応を改めて非難した。 チャヴシュオール外務大臣は「トルコは米政権とともに … Read More

シリア政府治安筋「8日のブーカマール市一帯に対する爆撃はイスラエルによるものだが、死傷者はなかった」(2019年9月10日)

SANA(9月10日付)は、シリア政府治安筋が、8日のダイル・ザウル県南東部のブーカマール市一帯の「イランの民兵」の施設に対する所属不明の航空機による爆撃に関して「敵イスラエルが、民間人の住居から遠い場所に兵士を収容する … Read More

シリア・ロシア軍による一方的停戦から10日目、ロシア軍が爆撃を再開(2019年9月10日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから10日目(爆撃を激化させてか … Read More

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから355人、ヨルダンから992人の難民が帰国、避難民16人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年9月10日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(9月10日付)を公開し、9月9日に難民1,347人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは355人(うち女性107人、子供181 … Read More

ヒズブッラーのナスルッラー書記長「我が陣営の指導者はイマーム・ハーメネイーで、その中心であるイランを米国とイスラエルは包囲しようとしている」(2019年9月9日)

レバノンのヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は、アーシューラー(9月9~10日)に併せてビデオ演説を行い、米国とイスラエルへの敵意を露わにするとともに、イランとの連携を強調した。 ナスルッラー書記長は次のように述べ … Read More

トルコ占領下のアフリーン市でイスラーム軍、グータ地方からの避難民がスルターン・ムラード師団と交戦(2019年9月9日)

アレッポ県では、ANHA(9月9日付)によると、トルコ占領下のアフリーン市内のラージュー街道で午後、イスラーム軍とスルターン・ムラード師団が交戦し、双方に負傷者が出た。 また同日晩には、ヴィーラート地区で、反体制武装集団 … Read More

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構がロシアの工作員だというシリア人2人を処刑(2019年9月9日)

イドリブ県では、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が、ラタキア県フマイミーム航空基地に司令部を構えるシリア駐留ロシア軍の工作員だとするシリア人2人をジスル・シュグール市で公開処刑した。 この2人は6月に拘束 … Read More

アサド大統領は第3回国際労働組合会合代表団と会談「いかなる社会、いかなる国においても労働者は、愛国的な民族アイデンティティを表明する重要な存在」(2019年9月9日)

アサド大統領は首都ダマスカスで開催されている第3回国際労働組合会合に参加している各国代表団と会談した。 会合でアサド大統領は「いかなる社会、いかなる国においても労働者は、愛国的な民族アイデンティティを表明する重要な存在で … Read More

YPG主体のシリア民主軍はハサカ市でスポーツ連合関係者3人を拘束(2019年9月9日)

ハサカ県では、SANA(9月9日付)によると、米軍の支援を受ける人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がハサカ市でハサカ県スポーツ連合ボディー・ビルディング陸上競技技術委員会メンバーのヤースィル・サーリム氏と体育の教官2 … Read More

シリア赤新月社と国連の合同支援チームがルクバーン・キャンプに食糧物資を搬入(2019年9月9日)

米主導の有志連合の占領下にあるヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプに、シリア赤新月社と国連の合同支援チームが貨物車輌22台分の食糧物資を搬入した。 搬入され … Read More

イドリブ県、ラタキア県でシリア軍と反体制派の散発的な戦闘が続くも、死者は出ず(2019年9月9日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから9日目(爆撃を激化させてから … Read More

レバノン領内に飛来したイスラエル軍ドローンをヒズブッラーが撃墜(2019年9月9日)

ヒズブッラーが主導する対イスラエル武装抵抗組織のレバノン国民抵抗は声明を出し、占領下パレスチナ(イスラエル)領内からナバティーヤ県ビント・ジュベイル郡ラーミヤ村方面に飛来したイスラエル軍の無人航空機(ドローン)を撃墜した … Read More