マーヒル・アサド少将は声明を出し、ダルアー県での離反兵の復帰を認めると発表(2020年7月18日)

シリア軍第4師団の実質司令官を務めるマーヒル・アサド少将は声明を出し、ダルアー県での離反兵の復帰を認めることを発表した。

復帰措置は、民兵からの離反者、兵役忌避者も対象とし、その数は218人に達する。

AFP, July 18, 2020、ANHA, July 18, 2020、AP, July 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 18, 2020、Reuters, July 18, 2020、SANA, July 18, 2020、SOHR, July 18, 2020、UPI, July 18, 2020などをもとに作成。

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シリア民主軍がトルコ占領下のアアザーズ市近郊のカフルハーシル村を砲撃(2020年7月18日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がトルコ占領下のアアザーズ市近郊のカフルハーシル村を砲撃した。

AFP, July 18, 2020、ANHA, July 18, 2020、AP, July 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 18, 2020、Reuters, July 18, 2020、SANA, July 18, 2020、SOHR, July 18, 2020、UPI, July 18, 2020などをもとに作成。

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シリア軍と親政権民兵がスフナ市近郊の砂漠地帯でダーイシュと交戦、ロシア軍が爆撃(2020年7月18日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と親政権民兵がスフナ市近郊の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、ロシア軍が同地を爆撃した。

AFP, July 18, 2020、ANHA, July 18, 2020、AP, July 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 18, 2020、Reuters, July 18, 2020、SANA, July 18, 2020、SOHR, July 18, 2020、UPI, July 18, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局のアフミー報道官「第3期人民議会選挙は自治局とは何ら関係がなく、支配地域には投票所は設置されない」(2020年7月18日)

北・東シリア自治局のルクマーン・アフミー報道官は記者会見で、7月19日に投票が予定されている第3期人民議会選挙に関して、「自治局とは何ら関係がなく、支配地域には投票所は設置されない」と述べた。

アフミー報道官は「シリア政府が人民議会選挙に固執する姿勢は、シリア危機開始当初からの路線を進めるのに固執する姿勢に他ならず、シリアの危機に目を向けず、危機解決のためのシリア人どうしの対話にシリアのいかなる当事者が参加することも認めようとしないものだ」と非難した。

AFP, July 18, 2020、ANHA, July 18, 2020、AP, July 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 18, 2020、Reuters, July 18, 2020、SANA, July 18, 2020、SOHR, July 18, 2020、UPI, July 18, 2020などをもとに作成。

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第3期人民議会選挙投票日を翌日に控えて、新型コロナウイルス感染防止策として投票所の消毒実施(2020年7月18日)

SANA(7月18日付)は、7月19日の第3期人民議会選挙の投票日を翌日に控え、各県で、新型コロナウイルス感染防止策として投票所の消毒が実施されたと伝え、その写真を公開した。

AFP, July 18, 2020、ANHA, July 18, 2020、AP, July 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 18, 2020、Reuters, July 18, 2020、SANA, July 18, 2020、SOHR, July 18, 2020、UPI, July 18, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルス感染者が多数確認されていたクナイトラ県ジュダイダト・ファドル町の封鎖解除(2020年7月18日)

保健省は、新型コロナウイルス感染者が多数確認されていたクナイトラ県ジュダイダト・ファドル町の封鎖(6月20日)を解除したと発表した。

SANA(7月18日付)が伝えた。

AFP, July 18, 2020、ANHA, July 18, 2020、AP, July 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 18, 2020、Reuters, July 18, 2020、SANA, July 18, 2020、SOHR, July 18, 2020、UPI, July 18, 2020などをもとに作成。

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カーミシュリー市近郊のファルファラ村で、住民が米国のシーザー・シリア市民保護法と米国・トルコの占領に抗議するデモ(2020年7月18日)

ハサカ県では、SANA(7月18日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市近郊のファルファラ村で、住民が米国のシーザー・シリア市民保護法と米国・トルコの占領に抗議するデモを行った。


AFP, July 18, 2020、ANHA, July 18, 2020、AP, July 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 18, 2020、Reuters, July 18, 2020、SANA, July 18, 2020、SOHR, July 18, 2020、UPI, July 18, 2020などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ブーカマール市近郊に展開する「イランの民兵」の拠点複数カ所で爆発(2020年7月18日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ブーカマール市近郊に展開する「イランの民兵」の拠点複数カ所で爆発が発生した。

爆発は爆撃によるものと思われる。

また、マヤーディーン市近郊のマフカーン町では、車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、シリア軍の中佐が死亡した。

AFP, July 18, 2020、ANHA, July 18, 2020、AP, July 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 18, 2020、Reuters, July 18, 2020、SANA, July 18, 2020、SOHR, July 18, 2020、UPI, July 18, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県ではシャーム解放機構系の石油会社の販売所が、ハマー県では「イランの民兵」の拠点が所属不明のドローンの爆撃を受ける(2020年7月18日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから135日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、サルマダー市でシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」で灯油、ガソリンなどの燃料の取引を牛耳るワタド石油の燃料販売所を所属不明の無人航空機(ドローン)が爆撃した。

死傷者はなく、物的被害にとどまったという。

一方、シリア軍は、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のダイル・サンバル村、ルワイハ村、バイニーン村の森林地帯、バーラ村、カンスフラ村、スフーフン村、ファッティーラ村、フライフィル村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、所属不明の無人航空機(ドローン)が県東部のサラミーヤ市近郊に展開する「イランの民兵」の拠点複数カ所を複数回にわたり爆撃し、爆発が発生した。

また、サルマーニーヤ村一帯では、シリア軍と「決戦」作戦司令室が砲撃戦を行った。

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ダマスカス県では、SANA(7月18日付)によると、ナフル・イーシャ地区で、売店近くに仕掛けられていた爆弾2発が相次いで爆発し、住民1人が死亡、1人が負傷した。

シリア人権監視団によると、この爆発で死亡したのは、総合情報部のメンバーとその兄弟だという。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イズラア市近郊の街道で、シリア軍1人兵士の遺体が発見された。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, July 18, 2020、ANHA, July 18, 2020、AP, July 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 18, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, July 18, 2020、Reuters, July 18, 2020、SANA, July 18, 2020、SOHR, July 18, 2020、UPI, July 18, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で1人(2020年7月18日)

反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で7月18日に新たに4人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。

これにより、同地での感染者数は計17人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1333345066870381/

AFP, July 18, 2020、ACU, July 18, 2020、ANHA, July 18, 2020、AP, July 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 18, 2020、Reuters, July 18, 2020、SANA, July 18, 2020、SOHR, July 18, 2020、UPI, July 18, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民72人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は582,086人に(2020年7月18日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(7月18日付)を公開し、7月17日に難民72人(うち女性22人、子供37人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民72人(うち女性22人、子供37人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は582,086人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者186,838人(うち女性56,192人、子ども95,016人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,702,924人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は811,366人(うち女性243,468人、子供413,507人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, July 18, 2020をもとに作成。

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