ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(6月25日付)によると、フーシュ・アシュアリー地方で、アブドゥルマジード・ウタイビー氏(本名カリーン・カッラーシュ)が武装集団の発砲を受け暗殺された。
ウタイビー氏は2013年半ばに東グータ地域に入り、シャームの民のヌスラ戦線に所属、その後ヌスラ戦線を離反し、シャーキル・シャーミー氏、アブー・アブドゥッラフマーン・タッリー氏とともに東グータ地域におけるイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の拠点を築き、ヌスラ戦線やイスラーム戦線と対立した。
これに関して、ダーイシュは、イスラーム戦線所属のイスラーム軍による犯行だと非難しているという。
al-Hayat, June 26, 2014、Kull-na Shuraka’, June 24, 2014などをもとに作成。
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