米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた住民ら30人あまりがキャンプ内の劣悪な生活環境を理由に、シリア政府の支配地に脱出(2024年7月1日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた女性・子供を含む20人が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に、シリア政府の支配地に脱出した。

また、ヨルダンから強制送還されルクバーン・キャンプに身を寄せていた3世帯12人も、シリア政府支配地に入り、社会復帰に必要な手続きを行った。

AFP, July 1, 2024、ANHA, July 1, 2024、‘Inab Baladi, July 1, 2024、Reuters, July 1, 2024、SANA, July 1, 2024、SOHR, July 1, 2024などをもとに作成。

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