米主導の有志連合の無人航空機がトルコとの国境に近いイドリブ県サルマダー市近郊を攻撃、ダーイシュの元協力者と見られる男性らを殺害(2025年1月15日)

イドリブ県では、『ワタン』によると、米主導の有志連合の無人航空機1機が、トルコとの国境に近いサルマダー市近郊を移動中の標的に対して3発のミサイルで攻撃した。

「シリア革命の咆哮者たち」によると、有志連合のミサイル攻撃が行われたのはバーブ・ハワー国境通行所近く、サルマダー市北のカルア国内避難民(IDPs)キャンプに至る街道を移動中のオートバイが標的となった。


オートバイには、以下2人の民間人が乗っていた。

  • ムハンマド・ファイヤード・ズィーバーン氏(サラーキブ市農村地域出身の下肢切断患者)
  • ナーイフ・ハンムード・ウライウィー氏(ハマー県アンカーウィー村出身の学生)

シリア人権監視団によると、この攻撃で、2人は死亡した。

シリア人権監視団によると、このうちのズィーバーン氏はイドリブ県サラーキブ市近郊のシャイフ・イドリース村の出身で、ダーイシュ(イスラーム国)、ジュンド・アクサーなどと活動を続けていた人物だという。

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