トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県のティシュリーン・ダムを攻撃し、「人間の盾」として留まる市民ら11人を殺傷(2025年1月16日)

アレッポ県では、ANHAによると、午前8時頃、トルコ軍戦闘機複数機がティシュリーン・ダム一帯を重点的に爆撃した。

ANHAによると、トルコ軍戦闘機は午後2時頃、ティシュリーン・ダム一帯を爆撃、シリア国民軍も同地を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍は午後3時頃、ティシュリーン・ダムに「人間の盾」として留まっている市民を狙って攻撃を行った。

ANHAによると、これにより、市民1人が死亡、メディア関係者4人を含む10人が負傷した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は、午後5時頃にも、ティシュリーン・ダムに留まる市民を狙って砲撃を行った。

ANHAによると、砲撃では、救急車輛が損害を受けた。

一方、ANHAによると、シリア民主軍に所属する航空部隊の殉教者ハールーン部隊は午後1時頃、シリア国民軍の軍用車輛3台を攻撃、これを破壊した。

また、ANHAによると、シリア民主軍広報局は夜間に、マンビジュ市南のアブー・キルキル町方面にあるシリア国民軍の弾薬庫を攻撃したと発表した。

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ハサカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後3時半頃、タッル・タムル町北の農村地帯を砲撃した。

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