トルコ軍部隊がラタキア県北部に軍事拠点を設置との報道:実際は難民帰還を祝う住民の様子を撮影したもの(2025年1月17日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍部隊が、トルコマン人が多く住む県北部のカーミリーヤ村一帯に、測量機器などをもって侵攻し、測量後に軍事拠点を設置した。

トルコ軍は、昨年10月にもトルコマン人が多く住むイーサウィーヤ村で、学校の校長や教員を帰属する宗派を理由に追放しているという。

**

これに関してタアッカドは、公開された写真がカスタル村の住民がトルコからの難民帰還を祝う住民の様子を撮影したもので、トルコ国旗を掲げているのはトルコ軍部隊ではなく、トルコマン系シリア人の武装組織だとの検証結果を発表した。

(C)青山弘之 All rights reserved.