シリア人民抵抗はダルアー県シャイフ・マスキーン市分所のムハンマド・サファディー暫定所長を暗殺したと発表(2025年1月23日)

ダルアー県では、SANAが内務省総合治安局のミシュアル・ハリーリー司令官の発表として伝えたところによると、シャイフ・マスキーン市分所の暫定所長を務めるムハンマド・サファディー氏が、ズハイル・スィンドバード・ヤースィーン容疑者とマーリク・サーミー・ヤースィーン容疑者によって銃で撃たれて死亡した。

数年前の復讐をめぐる対立が犯行の動機と見られ、総合治安局は事件に関与した容疑者らを逮捕し、犯行現場を封鎖した。

事件を受けて、地元の武装集団が、容疑者の家族らと衝突、機関銃やRPG弾を撃ち合い、複数の負傷者が出た。

イナブ・バラディーによると、サファディー氏は旧反体制派の司令官の1人で、ダルアー県での戦闘に参加、2018年にアサド前政権の治安当局に逮捕され、サイドナーヤー刑務所に投獄されていたが、同政権が崩壊した2024年12月に解放されていた。

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これに関して、シリア人民抵抗は、声明を出し、総合治安教シャイフ・マスキーン分所長を務める「テロリスト司令官」のムハンハド・ハーリド・サファディー(アブー・サーミー)をシャイフ・マスキーン市・イズラア市間の街道で襲撃し、殺害したと発表した。

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