シリア国内の暴力(2014年8月7日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区を軍が空爆した。

**

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ザマルカー町、ダイル・アサーフィール市郊外、カラムーン地方無人地帯(対レバノン国境)を軍が空爆、またダーライヤー市で軍、国防隊とジハード主義武装集団が交戦した。

またアルバイン市出身の男性が当局の拘置所で拷問を受けて死亡した。

一方、SANA(8月7日付)によると、軍はバイト・ティーマー町周辺で反体制武装集団を撃退、またワーディー・ブハイラーン村周辺の丘陵地帯、カフルフール村一帯、バイト・サービル町、ワーディー・バルア村、ハラル村一帯の反体制武装集団の拠点複数カ所を攻撃し、戦闘員200人を殺害した。

さらにハーン・シャイフ・キャンプ郊外、ザバダーニー市西部および東部山岳地帯、カラムーン地方無人地帯(対レバノン国境)、ムライハ市郊外、ナシャービーヤ農場、アイン・タルマー警告、シャイフーニーヤ農場でも、軍は反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、インヒル市をシリア軍が空爆、また同地一帯でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(8月7日付)によると、ダルアー市バジャービジャ地区、ビイル・ダラジュ地区周辺、旧税関地区、ヨルダン通り周辺、Syriatel塔、インヒル市などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハッターブ町、ムーリク市をシリア軍が空爆する一方、ムーリク市一帯で軍、国防隊がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

またビージュー検問所とマジュダル検問所周辺では、軍、国防隊がジュンド・アクサーなどからなるジハード主義武装集団と交戦し、武装集団が撤退した。

しかし、スマート・ニュース(8月7日付)によると、反体制武装集団はハマー市西部の缶工場を攻撃し、同地に駐留していた軍を撤退させるとともに、シャルユート検問所の軍も撤退させたという。

**

ヒムス県では、SANA(8月7日付)によると、タルビーサ市、ウンム・シャルシューフ村、ガジャル村、イッズッディーン町、アイン・フサイン村、ラッフーム村、マスアダ村、タドムル市北東部の農場地帯で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アンジャーラ村北部のカースィミーア村を軍が空爆し、女性3人を含む一家4人が死亡した。

また軍はアレッポ市アイン・タッル地区、アナダーン市、タッル・リフアト市を「樽爆弾」で空爆した。

対するジハード主義武装集団は、アレッポ市ラームーサ地区の軍事アカデミー一帯の軍拠点を手製の迫撃砲で攻撃した。

一方、スマート・ニュース(8月8日付)によると、シャイフ・ルトフィー村で軍とジハード主義武装集団が交戦し、軍兵士20人が死亡、また軍がカースィミーヤ町を空爆し、市民8人が死亡したという。
他方、SANA(8月7日付)によると、アレッポ市バーブ・ハディード地区、サーリ

ヒーン地区、インザーラート地区、カーディー・アスカル地区、シャイフ・ファーリス地区、カフルジューム村、マンスーラ村、アルバイド村、アイン・ジャマージマ村、カスキース村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

クナイトラ県では、SANA(8月7日付)によると、ウーファーニヤー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

イドリブ県では、SANA(8月7日付)によると、サルマーニーヤ村、カルクース村、スィンディヤーン村、カスタル・ブルジュ村、アルバイーン山周辺、バイト・スィーニー村、フータ村、カラア・ガザール村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 7, 2014、AP, August 7, 2014、ARA News, August 7, 2014、Champress, August 7, 2014、al-Hayat, August 8, 2014、Kull-na Shuraka’, August 7, 2014、al-Mada Press, August 7, 2014、Naharnet, August 7, 2014、NNA, August 7, 2014、Reuters, August 7, 2014、SANA, August 7, 2014、SMART News, August 7, 2014、August 8, 2014、UPI, August 7, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.