ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表:「新政権の治安当局による違反行為についての報告がある」(2025年2月12日)

ムラースィルーン(Syrian Reporters)などによると、国連安保理で、シリア情勢への対応を協議するための会合が開かれ、ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表は以下の通り発言した。

  • シリアでの復興のために投資などの支援が必要である。
  • 治安、経済状況などさまざまな課題が存在する。
  • 新政権の治安当局による違反行為についての報告がある。
  • 兵力引き離し地域からのイスラエル軍の撤退の必要である。
  • 政治移行プロセスへの広範な参加を保証することが重要である。
  • シリア民主軍と新政権が複数のチャンネルを通じて直接連絡を取り合うことを歓迎する。
  • 複雑な治安状況のなか、新政権は国民軍の創設に向けた取り組みを継続している。
  • ダーイシュ(イスラーム国)による脅威が依然として存在している。
  • 包括的な移行期正義への道筋を新政権が保証する必要がある。
  • シリア国民は安定を希求している。

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