『ナハール』:シャーム解放機構の組織が解体されておらず、赤鉢巻き(アサーイブ・ハムラー)など少なくとも4つの部隊が名前を代えて存続(2025年2月25日)

『ナハール』は、シャーム解放機構の組織が解体されておらず、赤鉢巻き(アサーイブ・ハムラー)など少なくとも4つの部隊が存続していると伝えた。

国防省部隊に統合された他の武装組織が組織そのものを解体されたのとは対照的に、旧シャーム解放機構の主力部隊は、組織名を変更し、これまで展開していたイドリブ県外にも部隊を展開させたものの、組織そのものは維持されているという。

同紙によると、赤鉢巻き部隊は共和国護衛隊、アビー・ビン・アビー・ターリブ旅団はダマスカス師団に名前を変更し、司令官には有力な外国員戦闘員が任命されている。

共和国護衛隊には、ヨルダン人のアブドゥッラフマーン・ハティーブ、ダマスカス師団には、トルコ人のウマル・ムハンマド・ジャフチがそれぞれ司令官に任命されている。

(C)青山弘之 All rights reserved.