シリア反体制勢力の動き(2014年8月12日追記)

アレッポ市革命軍事評議会司令部(アブドゥッサライーム・ハミーディー大佐が議長)は声明を出し、アレッポ作戦司令室のウマル・アブドゥッラフマーン退役大佐を解任し、アフマド・マンスール中佐を後任の司令官に任命すると発表した。

Kull-na Shuraka', August 13, 2014

Kull-na Shuraka’, August 13, 2014

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クッルナー・シュラカー(8月12日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線は、イドリブ県ハーン・シャイフ・キャンプでイスラーム教を侮辱した罪で、住民をむち打ちの刑に処し、その映像を公開した。

『ハヤート』(8月14日付)によると、イドリブ県ハーン・シャイフーン市一帯は、「自由シリア軍」がハマー県ムーリク市に転戦したことで、「真空」状態が生じ、その隙を突くかたちで、ヌスラ戦線が勢力を伸張している、という。

Kull-na Shuraka’, August 12, 2014、August 13, 2014、al-Hayat, August 14, 2014をもとに作成。

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