アレッポ県、ダマスカス郊外県、ヒムス県で市民の殺害続く(2025年16月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ジャマール村に至る街道で、若い男性1人が武装集団で襲撃を受け、殺害された。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、タルフィーター村で内務省総合治安局が民家を強襲し、住民1人を射殺したことを受けて、住民が激しく抵抗し、戦闘となった。

シリア人権監視団によると、内務省総合治安局を支援する地元の予備部隊がフライタ村で住民の強制退去、強盗などを繰り返した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タッルドゥー市とグール村を結ぶ街道で、処刑された若い男性1人の遺体で発見された。

また、マリーミーン村の男性2人が消息を絶ち、その後遺体で発見された。

さらに、ヒムス市バーブ・ドゥライブ地区でも、処刑された男性1人の遺体で発見された。

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ハマー県では、SANAによると、内務省総合治安局がワーディー・ウユーン村で内務省総合治安局の隊員や国防省部隊の兵士らの殺害に関わったとされる「旧体制の残党」1人を逮捕した。

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ダイル・ザウル県では、SANAによると、内務省総合治安局と県麻薬撲滅課は、武器密輸グループを逮捕し、大量の武器とカプタゴン10万錠を押収した。

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