ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍がカウィーヤ村とマアリーヤ村を結ぶ街道を戦車で砲撃した。
これにより、2025年に入ってからのイスラエル軍の攻撃は34回(爆撃31回、砲撃3回)となった。
一連の攻撃で、アフマド・シャルア暫定政権の国防軍部隊の兵士5人、民間人5人、レバノン人2人の合計12人が死亡、武器弾薬貯蔵施設、指揮所、拠点、車輌など42の標的が破壊された。
県別の内訳は以下の通り:
爆撃
アレッポ県1回
ダマスカス郊外県9回(民間人1人、レバノン人2人、兵士2人死亡)
スワイダー県3回
ヒムス県5回
クナイトラ県4回(民間人1人、兵士2人死亡)
ダルアー県7回(民間人3人、兵士1人死亡)
タルトゥース県1回
ダマスカス県2回
砲撃
ダルアー県2回
ダマスカス郊外県1回
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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、車輌5台からなるイスラエル軍地上部隊がアブー・ティーナ村に侵攻し、検問所を設置した。
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