ヒムス県、ダマスカス郊外県で住民の殺害続く(2025年4月5日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワーディー・ザハブ地区で、何者かによって銃で撃たれて死亡した男性1人が遺体で発見された。

また、内務省総合治安局は、ラッカ県でのイベント(内容は不明)に出席するために車で移動していたスワイダー県出身の約20人を県内で逮捕した。

逮捕されたのは、首都ダマスカスでのシリア平和市民権同盟(タマースク)の会合に参加していた活動家で、ラッカ県での別のイベントに参加するために移動していた。

 

さらに、ヒムス市サビール地区でオートバイに乗った武装グループが民家に向けて手りゅう弾を投げつけ、女性1人とその子供1人が負傷した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ドゥーマー市で男性1人が農地で何者かによって撃たれて死亡し、遺体で発見された。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がムーハサン市で、前政権の総合情報部の情報課の副科長だった男性を逮捕した。

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