シリア反体制勢力の動き:反体制武装集団がダマスカスへの砲撃を脅迫(2014年9月15日)

アジュナード・シャーム・イスラーム連合はビデオ声明を出し、16日早朝から「ロケット弾作戦の第2弾」を開始すると宣言、大統領府があるダマスカス県マーリキー地区、政権支持者が多いマッザ86地区などに対してカチューシャ砲、手製のロケット弾で砲撃を行うと脅迫し、住民に避難するよう呼びかけた。

東グータ地域でのシリア軍による「虐殺」への報復として砲撃を行うという。

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イドリブ県でシャームの民のヌスラ戦線と対立を続けるシリア革命家戦線は声明を出し、ヌスラ戦線との和解のための「撮影された公開の法廷」を開くよう呼びかけた。

AFP, September 15, 2014、AP, September 15, 2014、ARA News, September 15, 2014、Champress, September 15, 2014、al-Hayat, September 16, 2014、Kull-na Shuraka’, September 15, 2014、al-Mada Press, September 15, 2014、Naharnet, September 15, 2014、NNA, September 15, 2014、Reuters, September 15, 2014、SANA, September 15, 2014、UPI, September 15, 2014などをもとに作成。

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