イスラーム軍のザフラーン・アッルーシュ司令官はダマスカス郊外県東グータ地方某所で記者会見を開き、25日のダマスカス県への無差別ロケット弾攻撃に関して、「これから起こることの序章に過ぎない」と述べた。
またアッルーシュ司令官は「最近のダマスカスへのロケット弾攻撃はモスクワなどでの会議(いわゆる「モスクワ1」)と関係はない…モスクワで今会議が行われているかなど知らないし、関心もない」としたうえで、「この手の会議はウンマへの陰謀だ」と非難した。
そのうえで25日のロケット弾攻撃で「第1弾として100発以上のロケット弾を撃ち込んだ。抑止が目的だった…。政府が防御できなかったことは明白だ。だから我々は政府のためにより大きなサプライズを用意している」と脅迫した。
クッルナー・シュラカー(1月26日付)、『ハヤート』(1月28日付)が伝えた。
AFP, January 26, 2015、AP, January 26, 2015、ARA News, January 26, 2015、Champress, January 26, 2015、al-Hayat, January 27, 2015、January 28, 2015、Iraqi News, January 26, 2015、Kull-na Shuraka’, January 26, 2015、al-Mada Press, January 26, 2015、Naharnet, January 26, 2015、NNA, January 26, 2015、Reuters, January 26, 2015、SANA, January 26, 2015、UPI, January 26, 2015などをもとに作成。
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