人権団体発表(2015年2月2日)

シリア人権監視団は、2015年1月の1ヶ月の間にシリア軍が行った空爆は2014回に達し、民間人271人、戦闘員190人が死亡した、と発表した。

空爆は、ダーイシュ(イスラーム国)が暗躍するハサカ県、ダイル・ザウル県の他、シャームの民のヌスラ戦線など反体制武装集団が活動するクナイトラ県、ダルアー県、ダマスカス郊外県、イドリブ県、ラタキア県、アレッポ県、ハマー県におよび、2014回の空爆のうち1083回が「樽爆弾」による攻撃だったという。

犠牲になった民間人のうち子供は50人、女性は37人だという。

AFP, February 2, 2015、AP, February 2, 2015、ARA News, February 2, 2015、Champress, February 2, 2015、al-Hayat, February 3, 2015、Iraqi News, February 2, 2015、Kull-na Shuraka’, February 2, 2015、al-Mada Press, February 2, 2015、Naharnet, February 2, 2015、NNA, February 2, 2015、Reuters, February 2, 2015、SANA, February 2, 2015、UPI, February 2, 2015などをもとに作成。

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