アル=カーイダ系のヌスラ戦線がダーイシュ(イスラーム国)系のヤルムーク殉教者旅団との戦闘の末、ダルアー県における拠点を奪還、ダーイシュが機関誌でヌスラ戦線、イスラーム戦線、自由シリア軍を「暴君どもに忠誠を誓っている」と非難(2015年5月25日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団が、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団との戦闘の末、サフム・ジャウラーン村を奪還、制圧した。

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一方、ダーイシュ(イスラーム国)は機関誌『ダービク』最新号(第9号)で、シャームの民のヌスラ戦線に近いサウジアラビア人説教師のアブドゥッラー・ムハイスィニー氏(ジハード布教者センター代表)に関して、「覚醒評議会の支援者の一人」と非難した。

また「自由シリア軍」を名乗る反体制武装集団やシャームの民のヌスラ戦線に代表されるアル=カーイダ系組織、イスラーム戦線などのイスラーム過激派に関しても、「暴君どもに忠誠を誓っている」と非難した。

クッルナー・シュラカー(5月25日付)が伝えた。

AFP, May 25, 2015、AP, May 25, 2015、ARA News, May 25, 2015、Champress, May 25, 2015、al-Hayat, May 26, 2015、Iraqi News, May 25, 2015、Kull-na Shuraka’, May 25, 2015、al-Mada Press, May 25, 2015、Naharnet, May 25, 2015、NNA, May 25, 2015、Reuters, May 25, 2015、SANA, May 25, 2015、UPI, May 25, 2015などをもとに作成。

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