米軍の軍事教練を受けた「穏健な反体制派」の第30師団が、シリア軍の爆撃を受けたと主張(2015年8月25日)

トルコ領内で米軍の軍事教練を受けシリア北部に派遣された第30(歩兵)師団は声明を出し、シリア軍戦闘機がアレッポ県北部にある師団の拠点複数カ所を空爆し、1人が負傷したと主張した。

シリア軍の空爆を受けたとされる拠点の所在地など詳細については明らかにしなかった。

第30師団はまた、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア政府に対する反体制派の圧力を軽減するために攻撃を行っているとしたうえで、両者の間で「協力」がなされていると主張した。

AFP, August 25, 2015、AP, August 25, 2015、ARA News, August 25, 2015、Champress, August 25, 2015、al-Hayat, August 26, 2015、Iraqi News, August 25, 2015、Kull-na Shuraka’, August 25, 2015、al-Mada Press, August 25, 2015、Naharnet, August 25, 2015、NNA, August 25, 2015、Reuters, August 25, 2015、SANA, August 25, 2015、UPI, August 25, 2015などをもとに作成。

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