詩人のアドゥーニース氏は『クドス・アラビー』(2月22日付)のインタビューに応じ、いわゆる「シリア革命」を「これまでのなかで最悪」と非難した。
アドゥーニース氏は「私は変化のために変革を行うという考え方を支持している…。私は基本的に革命思想の支持者だ。だが、革命には道徳、価値観、人道的次元があるが…、私を最初に驚かせたのは、その革命(反体制運動)はこれまでのうちで最悪だったということです…。これまでの経験から、それ(反体制運動)が外来勢力による外来の革命だということが明らかになった。それゆえ私はシリア国民をこれまで以上に信頼するようになった。なぜなら、シリア国民は革命に根本から反対しているのではなく、革命とは相容れない結果をもたらすような方法に反対しているからだ」と述べた。
al-Quds al-‘Arabi, February 22, 2014をもとに作成。
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