ダーイシュ(イスラーム国)の戦果を喧伝するアアマーク通信(6月9日付)は、米軍主導の有志連合がラッカ市に対する爆撃で白リン弾を使用したと伝え、その画像(https://youtu.be/qjJy7BpF1Ac)を公開した。
白リン弾は、シリア・ロシア両軍も、反体制派(アル=カーイダ系のシャーム解放機構、シャーム自由人イスラーム運動などを含む)に対して使用しており、「樽爆弾」とともにその残虐性、無差別性が非難を受けてきた。
AFP, June 9, 2017、AP, June 9, 2017、ARA News, June 9, 2017、Champress, June 9, 2017、al-Hayat, June 10, 2017、Kull-na Shuraka’, June 9, 2017、al-Mada Press, June 9, 2017、Naharnet, June 9, 2017、NNA, June 9, 2017、Reuters, June 9, 2017、SANA, June 9, 2017、UPI, June 9, 2017などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.