アル=カーイダ系のシャーム解放機構などからなる反体制武装集団は、ロシア、米国、ヨルダン仲介による停戦に従うと発表(2017年6月19日)

ダルアー市マンシヤ地区などで活動を続けるアル=カーイダ系組織のシャーム解放機構などからなる反体制武装集団(「堅固な建造物」作戦司令室)は声明を出し、ロシア、米国、ヨルダンの仲介により、17日に発効したシリア軍と南部戦線の停戦合意に関して、「住民の苦しみを軽減し、彼らの流血を止め、革命の尊厳を守り、その目的を実現するためのすべてを支持する」と表明し、停戦合意に準じる意思を表明した。

Kull-na Shuraka’, June 19, 2017


**

なお、『ハヤート』(6月20日付)によると、ロシア、米国、ヨルダンの仲介による停戦合意は、24時間延長された。

AFP, June 19, 2017、AP, June 19, 2017、ARA News, June 19, 2017、Champress, June 19, 2017、al-Hayat, June 20, 2017、Kull-na Shuraka’, June 19, 2017、al-Mada Press, June 19, 2017、Naharnet, June 19, 2017、NNA, June 19, 2017、Reuters, June 19, 2017、SANA, June 19, 2017、UPI, June 19, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.