シリア軍は首都ダマスカスの「安全回廊」確保に向け、ジャウバル区、東グータ地方でラフマーン軍団と激しく交戦(2017年6月21日)

 

**ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(6月22日付)によると、ジャウバル区、アイン・タルマー村、ザマルカー町、アルバイン市を結ぶ回廊地帯(いわゆる「安全回廊」で、シリア軍が反体制武装集団(ラフマーン軍団)と激しく交戦した。

シリア人権監視団によると、ジャウバル区には、シリア軍が撃った地対地ミサイルと思われる砲弾が着弾、またシリア軍戦闘機が同区を10回にわたって空爆した。

シリア軍戦闘機はまた、ハッザ町に対しても空爆を行った。

これに対して、反体制武装集団はハラスター市近郊のダーヒヤト・アサド町を砲撃した。

一方、SANA(6月21日付)によると、中心街のバラーミカ地区、サブア・バフラート地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾した。

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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(6月22日付)によると、イドリブ市中心街のサリーバ地区にあるヒムスィー・モスク近くでオートバイによる自爆攻撃が発生し、反体制武装集団戦闘員5人が死亡した。

AFP, June 21, 2017、AP, June 21, 2017、ARA News, June 21, 2017、Champress, June 21, 2017、al-Hayat, June 21, 2017、Kull-na Shuraka’, June 21, 2017、June 22, 2017、al-Mada Press, June 21, 2017、Naharnet, June 21, 2017、NNA, June 21, 2017、Reuters, June 21, 2017、SANA, June 21, 2017、UPI, June 21, 2017などをもとに作成。

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