反体制活動家らは「無条件での対話」を受け入れるとした反体制派全体会合(リヤド2会合)を「深刻な譲歩」と非難(2017年11月24日)

シリア革命反体制勢力国民連立の元代表で無所属の活動家ハーリド・ハウジャ氏はツイッターの自身のアカウントで、22~23日にサウジアラビアの首都リヤドで開催された反体制派全体会合(リヤド2)に関して「深刻な譲歩」をしたと批判した。

ハウジャ氏は「もっとも深刻な譲歩とは、大統領の地位を含むすべての問題において無条件の対話を行うという原則を受け入れたことだ。これによって、政治移行、化学兵器を使用したアサドの退陣といったすべての言葉が、単なる立場表明になってしまっている」と綴った。

アル=ドゥラル・シャーミーヤ(11月24日付)によると、アフマド・ザイダーン氏、ワーイル・アブドゥルアズィーズ氏といった活動も、「無条件での対話」を受け入れたリヤド2会合の決定を批判した。

AFP, November 24, 2017、ANHA, November 24, 2017、AP, November 24, 2017、ARA News, November 24, 2017、Champress, November 24, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 24, 2017、al-Hayat, November 25, 2017、al-Mada Press, November 24, 2017、Naharnet, November 24, 2017、NNA, November 24, 2017、Reuters, November 24, 2017、SANA, November 24, 2017、UPI, November 24, 2017などをもとに作成。

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