イスラーム軍は東グータ地方での戦闘に参加させるため、ウンマ軍のターハー司令官を釈放(2018年3月10日)

イスラーム軍の政治局長を務めるヤースィル・ダルワーン氏はツイッター(3月10日付)を通じて、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動していたウンマ軍のアフマド・ターハー(アブースブヒー)司令官を釈放したと発表した。

ターハー司令官の釈放は「ムジャーヒディーンの戦列に加わるため」だという。

この発表を受け、SNSでは、軍服を身につけ、機関銃を手にしたターハー司令官の写真が拡散された。

ターハー司令官が率いるウンマ軍は東グータ地方で有力な武装集団の一つだったが、イスラーム軍が、「アサド政権と共謀している」との嫌疑を向けて壊滅させ、2015年1月4日にタ ーハー司令官を拘束していた。

al-Durar al-Shamiya, March 10, 2018

AFP, March 10, 2018、ANHA, March 10, 2018、AP, March 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 10, 2018、al-Hayat, March 11, 2018、Reuters, March 10, 2018、SANA, March 10, 2018、UPI, March 10, 2018などをもとに作成。

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