シリアは国連軍縮研究所(UNIDIR)の軍縮フォーラムの議長国に就任(2018年5月25日)

シリアは、国連軍縮研究所(UNIDIR)の軍縮フォーラムの議長国に就任した。

議長国の任期は1ヶ月(4週間)で、5月28日に開始され、フサームッディーン・アーラー駐ジュネーブ・シリア大使が、フォーラムの議事運営にあたるほか、加盟国、安保理を含む国連諸機関、そのほかの国際機関との折衝を代表する。

UNIDIRには、スイスのジュネーブに本部があり、安保理常任理事国を含む65カ国が参加している。

ロバート・ウッド駐ジュネーブ米大使は、「シリアの議長国としての任期が始まる来週月曜日(28日)は軍縮フォーラムの歴史上最悪の暗黒の日となるだろう」と非難した。

米国は、ロシアに対して、シリアに圧力をかけ、議長国の就任を辞退させるよう求めてきた。

AFP, May 25, 2018、ANHA, May 25, 2018、AP, May 25, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 25, 2018、al-Hayat, May 25, 2018、Reuters, May 25, 2018、SANA, May 25, 2018、UPI, May 25, 2018などをもとに作成。

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